3月１１日

３月１１日から１週間で日本は全く変わってしまった。
以前には想像もできない状況だ。

仕事関係でも安否不明の人が２名いる。本当に純粋で人の良さそうな方だ。面識は無いが、心が締め付けられる。

仙台から石巻をまわった話を聞くと、報道には映せない惨状が広がっているらしい。
被害者の数さえ把握できない状況で、後始末まで手が回るわけがない。
動こうにもガソリンが無いのだ！

原発の状況も予断を許さない。
だけど報道だけを見ている他地方の人（特に外国）はとんでもない状況になっていると思われているが、実際に東京で生活する限りは多少の不便を我慢すればしのげる範囲だ。
状況が悪くならないことを祈るのみ、、、

趣味活動にもなかなか打ちこめない。ぼちぼち走ってはいるが山には行けない。
３月で棟責が終われば少し解放されそうだ。

今は本の世界に入る時間が多い。
今年に入って、源氏物語、宮澤賢治、他をちょろちょろ読んで村上春樹の「羊をめぐる冒険」「ねじまき鳥クロニクル」の２回目に取り掛かる。
村上春樹の世界は、一言でいえば、森の深さが違う。