11月はぱっとしなかった。
月初の月例マラソン20kで体調をくずし、回復するのに三週間かかった。
齢をとると回復するのにおそろしく時間がかかる。
そのかわりといってはなんだけど、読書は結構集中しました。
今月のテーマは名作を読んで、見る。
選んだのは「ドクトルジバゴ」と「風と共に去りぬ」です。
いずれも映画は若い時に見た(といっても多分テレビ放映されたとき)が、なんとなく無性に懐かしく感じてきたものだ。
まずドクトルジバゴの原作を読む。
パステルナークという作家もしらなかったけど、ノーベル文学賞受賞しながらソ連追放をさけるために辞退したらしい。
昔はそういう時代がありましたね。
共産主義を揶揄しているところもあるようだがそれほど目くじらたてるほど反体制的とは感じないけどね、
だけとロシアで出版および映画上映が認められたのはゴルバチョフになってからみたい。
日本語の翻訳も昔のがしばらく絶版になって、最近に分厚い1冊本で出版された。
とにかくロシアものは人名を把握するのが一苦労。同じ人をいろんな呼び方で読んで、翻訳本もそのへんがわかるように書いてないと、誰が誰だかわからなくなる。
一言でいうと内容は恋愛ですね。それも不倫。
ロシア革命の時代背景も調べながら読んだ。
それにしても歴史を見ると、平穏な時代が続くこともあるけど、一瞬にして世の中がひっくり返るときもあるんだね。
どっちにころぶかで、人の人生なんてまるっきり変わってしまう。
そして映画を鑑賞しました。
極寒のロシアの風景の印象だけが残っていたけど、実際はスペインでロケしたみたい。
モスクワの市街地もすべて作ったんだって。信じられない。
ララもそんなに美人てほどでもないけどね。
ララを避難させるのを凍りついた屋敷の2階から窓ガラスを割ってみるジバコのシーンは再度見ても印象的でした。
でも凍りついた屋敷も実際はロウかなにかの作り物なんだって。(撮影秘話によると)
続いて「風と共に去りぬ」、この小説はほんまおもしろいね。
作家マーガレット・ミッシェルもこの1冊だけの1発屋だったけど、こんなに素晴らしい本が書けるんだね。
なんといってもスカーレットの魅力だろうな。
とんでもない女だけど、強烈な意志、そして情念。
南北戦争も知ってみると考え方はいろいろだね。
南部の立場からしてみると、自分たちが黒人を愛してきたというし、北部の観念的道徳論を押し付けられてめちゃくちゃになってしまったということか。
翻訳も旧来の大久保・竹内訳と、新訳の荒、鴻巣訳を併読するかたちで読み進めました。
どちらかというと旧約の方がいいかな。新訳は英語表現をそのままカタカナで表記したり、でも馴染まない。
本はもうすぐ終わり、映画も半分くらい残っていて、楽しみです。
月初の月例マラソン20kで体調をくずし、回復するのに三週間かかった。
齢をとると回復するのにおそろしく時間がかかる。
そのかわりといってはなんだけど、読書は結構集中しました。
今月のテーマは名作を読んで、見る。
選んだのは「ドクトルジバゴ」と「風と共に去りぬ」です。
いずれも映画は若い時に見た(といっても多分テレビ放映されたとき)が、なんとなく無性に懐かしく感じてきたものだ。
まずドクトルジバゴの原作を読む。
パステルナークという作家もしらなかったけど、ノーベル文学賞受賞しながらソ連追放をさけるために辞退したらしい。
昔はそういう時代がありましたね。
共産主義を揶揄しているところもあるようだがそれほど目くじらたてるほど反体制的とは感じないけどね、
だけとロシアで出版および映画上映が認められたのはゴルバチョフになってからみたい。
日本語の翻訳も昔のがしばらく絶版になって、最近に分厚い1冊本で出版された。
とにかくロシアものは人名を把握するのが一苦労。同じ人をいろんな呼び方で読んで、翻訳本もそのへんがわかるように書いてないと、誰が誰だかわからなくなる。
一言でいうと内容は恋愛ですね。それも不倫。
ロシア革命の時代背景も調べながら読んだ。
それにしても歴史を見ると、平穏な時代が続くこともあるけど、一瞬にして世の中がひっくり返るときもあるんだね。
どっちにころぶかで、人の人生なんてまるっきり変わってしまう。
そして映画を鑑賞しました。
極寒のロシアの風景の印象だけが残っていたけど、実際はスペインでロケしたみたい。
モスクワの市街地もすべて作ったんだって。信じられない。
ララもそんなに美人てほどでもないけどね。
ララを避難させるのを凍りついた屋敷の2階から窓ガラスを割ってみるジバコのシーンは再度見ても印象的でした。
でも凍りついた屋敷も実際はロウかなにかの作り物なんだって。(撮影秘話によると)
続いて「風と共に去りぬ」、この小説はほんまおもしろいね。
作家マーガレット・ミッシェルもこの1冊だけの1発屋だったけど、こんなに素晴らしい本が書けるんだね。
なんといってもスカーレットの魅力だろうな。
とんでもない女だけど、強烈な意志、そして情念。
南北戦争も知ってみると考え方はいろいろだね。
南部の立場からしてみると、自分たちが黒人を愛してきたというし、北部の観念的道徳論を押し付けられてめちゃくちゃになってしまったということか。
翻訳も旧来の大久保・竹内訳と、新訳の荒、鴻巣訳を併読するかたちで読み進めました。
どちらかというと旧約の方がいいかな。新訳は英語表現をそのままカタカナで表記したり、でも馴染まない。
本はもうすぐ終わり、映画も半分くらい残っていて、楽しみです。