完走、その後不覚

3月もあと1日で終わり、陽気が目まぐるしく変わる1か月でした。桜も驚くほど早く開花して、もう葉桜に近くなっています。

2月下旬に阿弥陀岳北陵、3月中旬に西穂高岳と真面目な雪山にチャレンジ。
阿弥陀岳北陵は強風のため最後の岩場は左で逃げて抜けたが、アイゼンとピッケルワークで頂上に立つことができた。
西穂は山小屋泊まりを急遽日帰りに切り替えて、最後はへろへろでした。冬靴が足に合わないことで痛みが精神的肉体的に通常以上の疲労をもたらしたようだ。体調もくずし2日間寝込んでしまった。

でもふたつとも今の自分の技量からしてちょうどチャレンジしがいのある雪山だった。もっと気象や時期が厳しいと登頂できないかなって感じ。まずまずの達成感を得ることができた。

24日には11回目のフルマラソンを完走。自然体で淡々と走ったけど、最後ラストスパートは思わぬ力が残っていて、ゴールしてもまだ余力が残った。いつもはゴールしたら「もう走らなくていいんだ」と思うけど、今回は「もっと走ってたくさん追い抜けたのに。もっと早めにスパートしてもよかった」という感じ。

さて、事件が起こったのはそのあと。近くの銭湯で気を失って倒れてしまう。気が付くと血を流して倒れていて、「なんで俺、ここで倒れているの？」　10秒くらいたってから気を失ったことに気が付いた。周りの人が心配してくれたが、絆創膏で出血を止め、様子をみていると落ち着いてきた。なんとか風呂も入って電車にのって帰ってこられた。

翌日、病院の検査では異常なし。でも家族からは謹慎命令が出て、しばらくはおとなしくしなければならなさそう。