インスパイア

自然を通して心をみつめる。言葉をとおして人生を見つめる。

新緑の季節

2014-05-10 13:48:10 | Weblog
日差しも初夏です。
真冬の寒い時期は、暖かくなるなるのかな、このまま冬が続くんじゃないかな、なんて思っちゃいますが、ちゃんと春や夏は忘れずにめぐってくるものですね。そうやってひとつひとつ季節を送っていくんだな。

季節は初夏でも山の上はまだ冬です。

先日は木曽駒ヶ岳へ行ってきました。出張のついでだったけど、スケジュール的にはばっちりで、仕事が終わってそのままバス、ロープウェイを乗り継いで1時間後には千畳敷です。

山小屋はまだオープンしてないので仕方なくホテル泊です。1泊2食で11800円なので、山小屋より3000円近く高い。でも風呂もあるし、出張兼ねなので電車代はいらないしで、まあいいか。

午後だったのでその日は乗越まで偵察。戻るときに足元のおぼつかない高齢者が急斜面に立っている。「怖くて時間かかるので先に行ってください」と言われるが、どう見ても能力に見合わないレベルの山登りでしょ。でもどうしようもないし、先に戻ったけど、15分くらいで下れるところを多分2時間くらいかかって下ったのでは?
ホテルにも伝えたが、遭難したわけでもないし、ほうっておく感じでした。

翌日5時に出て山頂に向かいます。乗越から、まず宝剣岳のほうへ行ってみる。
アイゼンがきくので急斜面をトラバースしようと進みますが、なぜか体勢がうまくとれなくなり、これはヤバいと感じて引き返します。
ところが恐怖感に鷲掴みにされ、足がうまく踏み出せません。ピッケルとアイゼンの先で斜面に突き刺しながら、いもむしのように戻ります。なんで急に怖くなっちゃったのかな。まあ、ひとりでは行けるところではないけどね。

気を取り直して木曽駒へ。人はひとりもいません。雪の表面は適度に硬く、歩きやすい。
山頂の神社は氷結が見られます。
こうした場所を一人で過ごす時間というのは、考えてみると、どれくらいあるだろうか? すべてが凍り付いて、時折、寒風が吹き付ける。時間の流れ方が違うような。

ホテルには8時にもどり始発のロープウェイで下山。登ってくる客は満員だ。

連休前に山を済ませて、連休はちょっとのんびり。
妻とフラワーパークにいったのはよかったかな。久々に喜ばれた。
それと実家からの帰りは自転車に挑戦。荒川自転車道を使って140キロくらいかな。朝5時半に出て、家に1時過ぎに着く。
思ったよりかなり早かった。
行きは息子が乗っていったが、俺のほうがだいぶ早かったので息子も驚いてたようだ。