インスパイア

自然を通して心をみつめる。言葉をとおして人生を見つめる。

家でネット

2010-03-28 21:22:04 | Weblog
これは家で書いている。今までは家にネット環境がなく、実は会社で書いていた。
今どきネット環境もないのもめずらしい。江戸時代みたいだ。

4月から団地の棟責で、今日は前任者からの引継。名前も顔もしらないおばさんも多い(15年も住んでいながら!)。うまくコミュニケーションしていけるか。まあいいか!

久しぶりに礼拝にも参加。広くなった教会でバルト教会長にも始めてあう。ハーフで大柄ではげてるところからバルトと呼ぶことにする。バルトは今日の千秋楽でも勝ち、大関昇進を決めた。

それにしても村上春樹は面白いね。
翻訳では「グレートギャツビー」を読む。これが最高の小説だと村上はいうのだが、これってそんなに素晴らしい?って感じ。まあいいけどね。
「シドニー」はオリンピックの取材記だけど、シリアスとユーモアがうまく溶け合っていい味を出しているね。
マラソンレースの臨場感溢れる場面、オリンピック自体をクオリティの高い退屈さと喝破する哲学、ア、ハッ!に吸い込まれたパソコンのおかしさ。英語でいえばHe is a really pageturnerだね。

1Q84の世界

2010-03-01 17:06:34 | Weblog
村上春樹の「1Q84」を読んだ。

わりとシンプルで現実的なストーリーがパラレルに展開し、徐々に非現実界が交差してゆく。
リトル・ピープル、空気さなぎ、パッサーとレシバ、マザとドウタ。
何かをメタファしているようだが、まだ頭の中が整理されてない。

ただ読み終わったときに、何かストンとくる落とし所が感じられなかった。
青豆が拳銃自殺し、天吾のもとで10歳の姿で空気さなぎの中にあらわれる。

4月に続編が出るようなので、これで終わりでないという先入観もあり、次の展開を意識して読んでいたこともあるかな。