インスパイア

自然を通して心をみつめる。言葉をとおして人生を見つめる。

桃の花はどこだ

2010-04-21 08:09:34 | Weblog
4月中旬なのに東京地方で雪が降った。こんなこといままであったか? 記憶にない。

日曜日は春の暖かさが回復するとの予想。
どこの山に行こうか、大菩薩付近の登山地図を見ていると、勝沼付近に甲州高尾山という適当な高さの山を発見。
そういえば山梨で桃の花の開花の記事を読んだ覚えもある。桃の花をテーマに行ってみるか。

4時48分の電車で出発。勝沼ぶどう郷には6時50分着、改札はまだ無人。
桃の花はあたりに見えない。あわよくば山菜もと思うが見当たらない。
大滝不動に到着。落差の大きい滝が2つ。
稜線にでると山火事の名残で展望が開ける。富士山もはっきり見える。
山火事の効用も考える。自然のサイクルで新しい植物が芽生えるし、展望も開ける。マイナスばかりじゃない。
棚横手に到着、さらに先の宮宕まで行くがおもしろいことはなかった。

甲州高尾をへて下る途中に中高年の団体いつくかに遭遇。
こういう団体で登るのって楽しいのかね。けたたましい話し声が興をさます。

ふもとにある大善寺に500円払って拝観。国宝薬師堂は700年を経た関東最古の木造建築物。本尊の入っている厨子は閉じられていたが、日光・月光菩薩像が素晴らしい。
堂の中の空気が違う。

帰りにぶどうの丘の天空の湯に入り電車にのる。
桃の花の時期はもう過ぎていたのかな。

登山記録

2010-04-04 19:18:08 | Weblog
趣味の登山のことをもうちょっと書いても良かったのにぜんぜん書いてなかった。

ここ数年は年に20回くらいか、以前は50回を目指してはまっていたから、今はかなり落ち着いてきた。
今年はまだ伊豆半島のトレイルランと、2月の小浅間山だけ。だけと新テーマとしてスキーに3回、スノーシュー体験もしたからそれを考えるとまあまあか。

今日、久々登山。山は権現山。上野原からバスで用竹登山口まで行き、東西に縦走してバスで猿橋に戻る計画で、コースタイムは6時間半。9時前にスタートし2時半のバスに乗る、持ち時間は5時間半。
4月というのに肌寒い。コースは静かで会う人もわずか。登山道ははっきりしており道標もある。
快調にとばして雨降山に到着。もともと雨乞いしてたのが名前の由来だろうが、今や山頂に立っているのは電波塔。
ホームページに書くことを考えながら登るのも楽しいし、風景や思いもよく心に刻むことができる。
そうこうしてると権現山頂に飛び出した。あたりはガスって残念ながら視界ゼロ。10人くらいのグループがおしゃべりしている。
時刻は11時ちょっとすぎ。予定より1時間近くも速い。山頂を12時に出発し2時過ぎにバス停に着く予定だったが、これだと時間が余りすぎる。寒いしバスを待つのもきつい。

コース変更して扇山を経由して鳥沢駅へいこう。そうすれば2時頃には駅につくし、バス代と時間の節約になる。
一旦、浅川峠に下りてから扇山へ3百㍍を登り返す。
扇山は相変わらずガスで展望はなく、肌寒いため早々と下山する。
正直こうした天候時の登山はあまり楽しいとはいえない。だけど、黙々と足をすすめることで、得ることもあるような気がする。頭のなかを真っ白にリセットできる。
人生も好天ばかりではない。そういうときでも淡々と歩み続ける。
雨が降ることで植物は芽を出し枝を伸ばす、自然の摂理を思うことができる。

そんなこんなで鳥沢駅に到着。また明日からがんばろう。

春到来

2010-04-02 07:04:52 | Weblog
花冷えが続いていたがようやく寒さもほぐれ、サクラも2,3日で満開になりそうだ。

4月には新入社員と思しき姿も見受けられる。

自分の環境を振り返ると、全面を試練に囲まれているようだ。
子供は反抗期、妻は更年期、両親は介護予備軍、団地では棟責、会社では給与カット。

もうすぐ50と、生き方考え方を成熟していけるように。
こまめに振り返り自省する時間をもとう。