倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈そういう年まわり?〉

2012-08-25 | インポート
ここのところ〝変な頭痛〟に苛まれる ( というほどでもないのですが ) ことがあり、何とも 気持の悪い感じ を体感していました。
ちょっと張り切って身体を動かしたりすると、後頭部がジワーッと圧迫されるような 頭痛感 が起こり、何というか、孫悟空がお釈迦様にはめられた 「 緊箍児(きんこじ)」 のよう ( はめられたこと無いケド^^ )
また、先日は、250人近い方々 ( それもほとんど妙齢の女性 ) の前で挨拶をする機会をいただいた際、降壇した後 「 アレ?」 運動後とおんなじようなジワ~ッ感に襲われたのでした。
元気一杯を旨とするクラちゃんですが、さすがに頭部の違和感には不安を抱かざるを得ず、時間を縫って市内の脳神経外科を外来受診しました。
初診の手続きを経て、血圧測定の後、CTスキャンによる検査を受けました。
若干の不安を抱きつつ、問診に臨むと、診断は 「 全くのシロ 」 だったのでした。
検査の結果の画像などには血栓や影などの疑わしい像は皆無、とのこと、ドクター曰く 「 強いて言えば 『 労作性頭痛 』 というところですナ。 」 とのことです。
労作性頭 とは、重いものを持ったり、咳き込むなどの、ある一定の動作や刺激・また緊張状態によって頭痛が起こるもので、頭部の血管の急な拡張によって引き起こされる、などど考えられているだそうです。ただ、痛み自体の根本的な原因はまだハッキリしておらず、いずれにしても時間の経過と共に沈静する、一過性の症状、とのことでした。
マ、異常ナシ、とは申せ、今回の ジワ~ッ感 を〝神のお告げ〟と捉え(^^)この際ということで後日予約を取って M R I 検査を受けることとし、ひとまずこと無きを得たところです。
走ったり転んだり、ときに道に迷いながらときを重ね、気づいてみれば50年が経過しました。そろそろメンテナンスが必要な年まわりなのかもしれません。
不惑の年を過ぎ、今後は自分なりに〝未知の領域〟に入る者として、自分の体調は自己責任、痛い痒いは自分持ち、ですので、いつまでも走り続けていられるように、体調管理に努めたい、と改めて思いをいたしたところです。

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〈行政視察報告〉

2012-08-24 | インポート
8/23 Thu. [ クラちゃんの起床時刻 5:15 AM ]
この日、会派で 松本市 へ行政視察に足を運びました。
松本市は、ご案内のとおり、現職市長がドクター出身で、そういう点では長野市と正反対の〝性格〟を有しています。
さまざまな施策について 「 人 」 または 「 人の生命 」 を大切にする、いわゆる ソフト路線 の傾向があり、その面でも、長野市に無い特徴のようなものが感じ取られます。 
昨今の、サッカーの 「 松本山雅 」 への応援態勢や、まちづくりや福祉施策、また議会における取り組みなどにおいても、県都長野市を凌駕した面があり、言う方は 「 松本に学べ! 」 と言われるほどです。
この日の視察調査事項は、
・健康寿命延伸年 松本 について
・学校給食の放射能測定 について
・育児ママヘルプサービス について  です。
視察を通じて、改めて菅谷体制の松本市が、市民に心を砕いた市政運営に努めていることが実感されたところです(視察内容は後日談とします)
夜は 「 日本保育協会 北信越ブロック研修会 」 に出席、共通認識をもって児童保育に精励される関係者と懇談を深めさせていただきました。
会合を退席した後、権堂を中心に展開された 「 ごんバルイベント 」 の参加店を訪ね、賑わいの一端を共有しました。

〈地道な取り組みに理解を〉

2012-08-24 | インポート
8/22 Wed. [ クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]
この日は、月に2回行われている 「 結婚相談の日 」 です。
この日は、所管の市職員を招へいし、活動の模様を視察してもらうと共に、みなさんと意見交換を行ないました。

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地域で結婚相談員を務めるボランテァの方々が開設する相談会場に、結婚に意欲はあるものの、なかなかその機会に恵まれないでいる適齢期の男女や、その親族などが足を運び、身上書などを基に「お相手」を探します。
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2010年1月13日、また2012年2月22日の記事でも触れましたが、私の住む地域では、地区社会福祉協議会活動の一環として 「 結婚相談事業 」 が行われており、約30年の長きに亘り、相談員ボランテァの方々が、ムラの仲人役を担っておられます。

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この日、敢えて市職員を招いた理由は次のとおりです。
長野市が 「 都市内分権 」 を推進するにあたり、地区社会福祉協議会を住民自治協議会の傘下に入れました。
それにより、地区社協活動の一環として行われている 結婚相談事業 も自治協活動に包含されることになったことから、この際、自治協活動を所管する 地域振興課 にこの活動に理解を深めてもらおう、というものです。
相談会場の一隅で、相談の様子を見聞してもらいながら、相談員のリーダーたる F さんに、これまでの取り組みと今後の課題などをご説明いただき、相談時間終了後、若干の意見交換を行いました。
地域振興課の職員は、営々と続く地域の地道な取り組みに認識を新たにすると同時に、今後も事業を継続されることに期待感をにじませていました。
今回の視察招へいを通じて、改めて地域活性化には、住民のマンパワーが不可欠であることが再認識されると同時に 「 都市内分権 」 推進の流れの中で、本来継続されるべき社会福祉活動が〝自主事業〟の名の下に 消滅 してしまう危うさも指摘されたところです。
いわんや、熱意と責任感だけで活動を維持している、この結婚相談活動も、現在お役を担っている方々が、何らかの理由で頓挫してしまえば、即ちこの事業も終焉を迎えることになることから、どのようにマンパワーを維持するか、が、今後の動静を占う、ということにもなります。
一見、順調に見える 「 都市内分権 」 ですが、そこには 滅私奉公 に努められる住民の 蔭の力 があることを忘れてはならない、と再認識したところです。
・・・・・・

〈機を得ているか〉

2012-08-22 | インポート
JR長野駅そばの長野大通り沿いに〝変わった〟モニュメントがあります。

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「 第38回長野市野外彫刻作品賞 」 の受賞作品、タイトルは 『 工事現場 』

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カバ・キリン・ゾウの写実的な像に、何でしょう、櫓(やぐら)のようなものが一体化され、ハシゴなども付き、どうやら動物を建築物に擬(なぞら)えているようです。

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これは、昭和48年から始まった 「 野外彫刻ミュージアム事業 」 の一環として継続されているもので、平成24年度は2、151万2千円をかけて、この 『 工事現場 』 の三体を設置しました。
長野市には、200点を超える野外彫刻があり、市の説明によると 「 長野市は、日本有数の 野外彫刻都市 となりました。全国的にも継続して作品を設置している都市の例は無く、今後も継続して設置することにより、日本を代表する野外彫刻都市として、さらに歴史と伝統を重ねていきます。」 とのことです。

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ころが、コトここに至って、この事業に 懐疑的な声 が寄せられています。
ある方は 「 文化芸術の振興は理解するものの、過去の右上がりの時代と異なり、現下の厳しい経済状況の中で、2,000万円もの血税を投入して彫刻を増やし続けるべきなのか。もっと(昨日の〝安全柵〟のように)市民の社会生活に真に必要が迫られている喫緊の課題に支弁するべきではないのか。」 と申されます。

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またある方は 「 周辺の商店主をはじめ、市民の多くはこのモニュメントのことに関心を寄せていない。なぜこの場所、市民が素通りしてしまうような場所に敢えて設置したのかが疑問だ。継続を旨としているようだが、何だか行政の自己満足に思える。」 と述べられます。
・・・。
私たち議会も、今年度の当初予算を可決した者として、行政と連帯責任を負っています。
古き佳き高度成長時代は今は昔、これからの多難な社会状況下では、真に市民生活に資する予算の支弁が求められています。
そのうえで、未曾有の震災や、多発する交通事故など、災難は雨のように私たちの身に降りかかっており、その被害をいかに軽減するか、が行政の責務として求められています。
今後、なお一層、いわゆる 「 市民目線 」 で各事業を見つめ直すことが求められている、と言えることを、改めて自覚(自戒)するところです。
滅や減少な・

〈暫定措置〉

2012-08-21 | インポート
ロンドンオリンピックのメダリストが東京・銀座をパレード、50万人もの聴衆が詰めかけ、大歓声と共に選手を迎えた、との報道が全国を走りました。

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            (毎日JPヨリ)
最近ロクな報道しかない中での、せめてもの明るいニュース、スポーツの持つエネルギーのようなものを再認識したものでした。
メダリストも、そうでない選手も、役員もスタッフもボランティアも、全ての関係者に心からご慰労の意を表する次第です。
さあ、次は 「 ロンドンパラリンピック 」 です。
地域の危険箇所として取り沙汰されている交差点の危険回避策について、再び現場で協議がされました。

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8/4 の記事で触れましたが、小学生の児童の通学時の安全のために設置した〝水路敷歩道〟が、その意に反して、主に高校生の自転車が車道に出る際に思わぬ衝突事故に遭う温床となってしまうことが問題視され、地域の懸案に急浮上してしまいました。
いずれにしても、事故の原因は、自転車に乗ったまま止まること無く車道に出るのがイカン、ということが分析され、では、自転車を降りなければならない状況を作ることで、自ずと一時停止を促し、せめて飛び出しをさせないようにしよう、となったところです。
追って本格的な柵などの設置をすることとし、とりあえず仮の対策を施すべく、試行錯誤を重ねました。

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結果、通路の西側の道路に面した部分に、啓発を踏まえた仮設柵を置き、啓発と自転車の降車を促そう、ということになりました。
そこでワタクシ、ひと肌脱ぐこととし、翌日早起きをして(いつものことですが ^^)柵に手作り加工を施し、翌朝、柵を設置しました。

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これまで、スーッと抜けられた通路の真ん中に柵を置きました。
そこには既存の柵もあるため、自転車はどうしても降りないと通り抜けできないことになりました。

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柵には、設置理由を記して、通る方の理解を得るよう努めています。

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柵の角と支柱には、水道の凍結防止に使われるスポンジのカバーを流用して緩衝とし、そのうえにトラ(黒×黄)のテープを巻いて注意喚起しました。

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しばらく現場で見ていると、おそらく部活にでも向かうのか、高校生とおぼしき姿が通行していきます。
突然設置された柵に戸惑いながら 「 邪魔だなァ!」 という独り言も聞こえます。

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マ、しかし、いざ事故に遭って痛い思いをするのは、他でもない自転車側、それが第一の不幸、併せて、フツーに直進していたのに飛び出した自転車を引っかけてしまい、一転加害者になってしまうドライバーも不幸・・・それを思えば、多少の不便は我慢しとくれ、といったところです。
併せて、自動車側についても、北へ向かう直進部分、通路の出口に面した地点に 「 止マレ 」 標示が施せないか、関係機関に照会していこうと思います。

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警察の関係会議の役員サンに伺ったところ、あまり色よい返事が得られませんでしたので、何らかの筋で照会していきたいと思うところです。
この場所はもとより、地域には危険個所が内在していることから、これからもアンテナを上げ、事故が未然に防げるよう取り組んでいきたいと思うところです。