倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈災害は いつ何どきでも〉

2012-08-01 | インポート
7/31 Tue. [ クラちゃんの起床時刻 3:55 AM ]
連日に亘り猛暑が続いていますが、その一方で、局地的な大雨も頻発し、ときに地域に被害をもたらしています。
この日、たまたま信里方面に足を運んだのですが 「 田沢ムラ で沢が抜けた。 」 とのことを聞き、現場を見るに至りました。
 

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現場は、長野市篠ノ井から信里を抜け、信州新町・大岡方面をつなぐ県道390号 「 小峰 稲荷山線 」 の 田沢地籍 です。

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私は現場の西側 「 大花見 」 から現場に向かいました。
大花見池沿いに狭い道路を下ると、ほどなく〝抜けた〟という現場に着きました。

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と、私の姿を認めて近づく業者の方あり、ヨク見れば、私の住む地域の消防団で活躍される S さんです。しかしてその〝正体〟は、こちらの現場の復旧にあたる建設会社の社員だったのでした。
さっそく S さんの案内で、現場を見せてもらいました。
〝抜けた〟のは、この地域内を縦貫する 「 沢(信濃川水系日影沢) 」 で、土石流危険渓流にも指定されています。

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聞けば、30日夕方に長野市周辺(東北信地区)に降った局所豪雨で、沢を流れる水量が急増、狭い沢筋を容量を超えて流れた大量の水が、県道の下をくぐる隧道を直撃、周囲の土砂をえぐり、その勢いで路肩を崩落させた、とのことです。

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不幸中の幸いとすれば、被災現場は、大雨警報により巡回していた S さんたち業者がいち早く発見、通行止め措置をしてくださり、転落などの人的被害はなかったことです。
この道路は、山ン中ですが、地域の生活道路として、また地域間を結ぶ連絡道路として重宝されていることから、早急に路肩を再補強し、通行ができるように取り組むとのこと、現場は 県道 で、主管は県長野建設事務所ですが、私の立場でも市の道路課などに対し、市民生活に支障なきよう図ることを連絡することとしました。
いずれにしても、災害は、いつ何どき私たちの生活を脅かすか知れず、予断の許さないところです。
折しもこれからは、台風や気圧急変に伴う〝ゲリラ豪雨〟などが想定されることから、私自身、アンテナを高くし、あらゆる情報・通報に対応できるよう期していきたいと思うところです。
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