倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈責任を果たすこと〉

2009-03-06 | インポート

3/5  Thu. 本日の起床時刻 [6:10 AM ]

◇3月議会 本会議

今日は、本会議の個人質問で、所属する「政信会」の松木茂盛議員が登壇し、一問一答方式で質疑を展開しました。
松木議員は、基金を積み立てることが議案上程されている、市役所庁舎の新築計画について、学校施設耐震化など安全確保に係る喫緊の課題がある中、より丁寧な市民説明の必要があるのではないか、また、もし市庁舎を建て替えるのなら、学校施設の耐震化も同時に完了させるくらいの取り組みをする務めがあるのではないかと質したところです。
私は、この「前提の議論」が非常に大切だと思います。
事業の取り組みにあたっては、市域全体を見渡したうえで、その事業が必要であると判断される「前提」、事業そのものに対する市民理解を得る「前提」、将来負担を最低限にとどめる財源確保の「前提」など、事業にあたっては、それらの前提を踏まえたうえで次の段階に進むべきであろうと思います。
しかしながら、今議会においては、市長が議会冒頭「市役所改築と市民会館建設を同時に行いたい」と唐突に発言したり、議員の側においても、あたかも建設が決まった如くのスタンスで、入札方法や建設場所にまで発言が及ぶなど、本来、まず計画の「前提」を議論すべきなのに、その議論を飛び超えて、逆に市側を「あおる」ような発言がされているのです。
常々申し上げておりますが、私たち政信会は、あくまで市民目線に立ち、ものごとの筋道をしっかりと見極め、前提を踏まえたうえで議論を重ね、真に市民に対する「責任」を果たしてまいりたいと思います。

◇悩めるイチロー選手の「責任感」

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WBCの第1次ラウンドが開幕「ベースボール世界ナンバーワン」をめざす戦いが火ぶたを切りました。
侍ジャパンと呼ばれる日本チームは、大会二連覇をめざし緒戦を中国と対戦、危なげなく4-0で勝利を収めました。
しかし、コールドゲームもあるのでは…と言われた戦前の予想と異なり、なかなか火がつかない打線に、われわれファンも一喜一憂させられたところです。
そこには、日の丸を背負った選手達の、大きな「責任感」が内在しているものと思われました。
普段のリーグ戦と異なり、まさに「一発勝負」の中、しかも北京五輪の大敗を受けての「背水の陣」ということもあって、まるで高校野球の甲子園大会の一回戦のような緊張感がひしひしと伝わってきたものでした。
その中でも、5打数ノーヒットのイチロー選手は、チームの牽引者の「責任」優勝請負人としての「責任」…われわれ凡人の想像をこえるプレッシャーがあろうと思います。
ところが、この「堅くなっている侍ジャパン」が、逆に野球ファンとの一体感を生み出しているのです。打てないイチローを初め、一球一球に真剣に向かう選手達を心から応援する気持ちが醸成され、楽勝ムードよりかえってイイんじゃないかという声も聞かれます。。
これは、日本代表としての責任を果たそうという真摯な姿勢がファンの心をとらえていることに他ならないと思いました。
試合の緊張感を共有しながら、私も市民代表としての「責任」を果たすべく、真摯な姿勢で諸活動に取り組んでまいりたいと思います。