興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

グランヴィル展

2011-04-03 | 時には芸術気分

練馬区立美術館に 「グランヴィル-19世紀フランス幻想画」展 を見に行ってきました。

19世紀前半にフランスで活躍した画家、挿絵画家、グランヴィルの作品 (出版物) を、フランス文学者 鹿島茂氏のコレクションの中から紹介しているものです。

グランヴィルの名も、この展覧会の存在も、つい先日まで知らなかったのですが、出版に詳しい友人に聞かされ、興味を持ち早速行ってきました。

“動物戯画” に見られる当時の世相を風刺した版画や出版物の挿絵など、数多くの作品を大変興味深く観ることができました。

グランヴィルは、ラ・フォンテーヌの寓話の挿絵も描いていました。
ネットで前もって一部の絵を見て、どこかで見たことがあると思ったのは、昔この寓話集で見たからかもしれません。

 



練馬区立美術館は西武池袋線中村橋駅下車徒歩3分。グランヴィル展は今月10日まで。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/2010grandville.html



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2 コメント

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グランヴィルについて (来た釜)
2013-10-08 12:06:24
ご無沙汰しています。
二年半も前の記事にコメントしてご迷惑かもしれませんが、今度発表するグランヴィルについて検索したら、たまたま余白さんのブログを見つけ、びっくりです。
ずいぶん守備範囲が広いんですねえ。
私のほうは、ブログは休止状態で申し訳ありませんが、ことわざのホームページで、グランヴィルのことわざの絵について紹介しています。
グランヴィルの絵については、いくつか本が出ていますが、絵だけで説明(解釈)がない場合が多く、残念なような、物足りないような感じがしています。
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洒落と風刺 (余白)
2013-10-08 12:51:50
来た釜さん、おいでいただきありがとうございました。

グランヴィルの絵は洒落と風刺が効いていて、好きです。
展覧会は鹿島茂さんのコレクションによるものでした。

先ほど貴サイトに伺いましたが、あの絵はグランヴィルでしたか。
あとでゆっくり拝見します。
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