興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

新宿散策と韓国映画「タクシー運転手」

2018-05-13 | 時には芸術気分

ひさしぶりに新宿まで行ってきました。爽やかな天気だったので、しばしアチコチ散策。

 

 

 


  

ここはJR新宿駅東口から新宿通りをはさんですぐのところ。「モア4番街」というようです。
知りませんでした、通りの名前まで。
この先が歌舞伎町方面で、昔はここをよく通ったものですが・・・。

 

 

 


   

「シネマート新宿」でのお目当ての映画までだいぶ時間があったので、まずはこのモア4番街脇の「カフェ ラ ミル」で昼食兼ひと休み。
サンドイッチとコーヒーのセット、1100円。

 

 

 

 

    

映画は韓国映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」(原題택시운전사)でした。

1980年5月の光州事件(全斗煥らによる軍事クーデター時、韓国全羅南道中央部の都市・光州<광주>で、学生や市民たちのデモに戒厳軍が銃を向けた事件)をベースに描いた映画です。

・・・主人公のタクシー運転手マンソプ(演者ソン・ガンホ)は、ソウルから取材のため光州に入りたいというドイツ人記者を乗せて、外部と通行も情報も完全に遮断された戒厳態勢下の光州へ、山あいの裏道をたどりながら奇跡的に入る。
そこでマンソプと記者は、戒厳軍がデモの学生、市民を暴徒とみなし、暴行、銃撃を加える凄惨な現場を目撃する・・・

国軍がほぼ丸腰の国民に銃弾を浴びせた光州事件。映画は、韓国現代史最大の悲劇ともいわれるこの事件を映像によみがえらせた話題作で、韓国で1200万人を超える観客を動員したとのこと。

光州での軍側の執拗な追跡をかわしながら続けたドイツ人記者のカメラ取材、そしてその後の光州からの脱出劇を、マンソプはタクシー運転手として命がけで支えたのです。
最後までハラハラドキドキさせられながらの二時間余でした。

 

 

 

   

一時間ほど新宿通り辺りをぶらぶら歩き、映画の興奮を冷ましてから、もう一つのお目当てに。
西口の「へぎそば 越佐庵」で、昔からの親しい友人たちに会いました。

https://www.youtube.com/watch?v=uDy9Bd08CH4



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