興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

奥会津への旅② 道筋観光編

2012-11-22 | 散歩、時々旅

ここは 「塔の岪(へつり)」。

福島県の南会津東部を流れる川、大川にある渓谷です。

長年の浸食と風化により、岩肌が削られ、特異な形状が生まれました。
南会津の観光スポットの一つです。


とは、「へつる、へずる」 から来ており、 「削り取る」 という意味です(広辞苑)
「塔」 は縦に長い岩を、塔に見立てているのでしょう。


塔の岪の対岸には、地元の野菜や土産物を売る売店がたくさん並んでいました。
食事のできるお店もあります。

お店の人たちが、観光客に盛んに声をかけていました。一生懸命さが伝わってきます。


塔の岪の下には、そこから 藤見橋 という吊り橋を渡っていきます。

とても揺れる橋でした。
「30名以上一度に渡らないように」 という、橋のたもとの注意書きに、渡った後に気がつきました。

 



 

 

 

こちらは大内宿(おおうちじゅく)

ここも南会津の人気観光スポットです。


江戸時代、会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の宿駅の一つとして栄えた宿場町です。

道の両側に茅葺き民家が整然と並んでいます。
江戸時代の景観をほぼそのまま残していることから、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

 

 

 

この日は土曜日だったせいか、もう夕方が近いにもかかわらず、観光客が大勢訪れていました。

30軒ほどある茅葺きの家は、それぞれ、土地の土産物や手作りの工芸品を売ったり、
蕎麦などの店を開いたりしています。

熊の肉を食べさせる店もありました。


昨年3月の東電原発事故の後、その影響で一時客足が遠のいたそうですが、また回復してきているとのことでした。

食べ物も酒も美味しく、昔ながらの暮らしも景観も大切にしている福島。
その一端を今回の旅でのぞくことができたように思います。


大カマキリ

2012-11-22 | 季節の移ろい

朝、わが家のサボテンに、カマキリが止まっていました。

10センチほどもある大カマキリです。


よく見ると、腹が大きくふくらんでいます。
こんなところに卵を産みつけてほしくないものです。


ところで、雄カマキリは無事だったのでしょうか。