興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

初冬点描

2010-12-04 | 季節の移ろい


 ハチリーヌ・パーシモン。

柿の品種名ではありません。
‘葉の散ったパーシモン(柿)’ という、わたしの造語です。(汗)

「葉取らずりんご」 というりんごがあります。
以前、これを初めて聞いたとき、ハトラーズ・リンゴと聞こえ、外国から入ってきた新しい品種のりんごかなと思ったものです。

りんごは実が木に生っているとき直接太陽の光が当たると、収穫時、皮の色が赤く仕上がります。
葉取らずりんごというのは、陽の光を遮る実の周りの葉を人工的に取り去ることをせず、色よりも味(甘み) を優先させたものだそうです。

‘ハチリーヌ・パーシモン’  は、葉の散る前と比べて、果たして味が変わるのでしょうか。

スズメにでも聞いてみますか。

 







火の見櫓。

今はあまり見かけなくなった代物ですね。
ここももう使われてないようです。 半鐘がはずされていて、ありません。

ひところ半鐘の盗難が相次ぎ、話題になりましたが、そのせいというより、火の見櫓自体その歴史的使命を終えたからでしょう。

火の見櫓は、今や近代消防史の遺産です。

 

 

 



メタセコイアも紅葉してきました。
ほかの木々よりも紅葉が遅いですね。

もう少ししてこの葉がぜんぶ散ると、幹と枝のスケルトンが出現します。 きれいな円錐形をした木全体の姿がよりはっきりわかり、それもなかなかおもしろいものです。

その時季にここに来ることができたら、是非また撮ろうと思います。