興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

高麗の里(こまのさと) 訪問

2009-04-05 | 韓国文化垣間見

埼玉県西部の日高市に友人たちと行ってきました。
ここは1300年前、高句麗(高麗)からの渡来人たちが住みついた地。 日本のなかの朝鮮文化を探る旅です。

高麗神社(こまじんじゃ)は、JR川越線高麗川駅からタクシーで5分ほどのところにあります。(写真上)

高麗一族の長であった高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を祭神とする神社です。

近づくと、本殿のほうからドーンと太鼓の音が響いてきました。
われわれを歓迎している太鼓・・・ではなく、お宮参りの赤ちゃんにお祓いをするときの太鼓だったようです。 初宮詣の家族連れを何組か見かけました。








こちらは高麗神社から歩いて5分ほどのところにある聖天院(しょうでんいん
高麗王若光の菩提寺として建立された寺院です。

木立を背景に威容をほこる丘の上の本堂。 歴史を感じさせる重厚な山門。 きれいに手入れされた斜面庭園、 そして周囲を彩る今まさに満開の・・・・・美しい景観のお寺でした。

帰りには高麗川駅近くの居酒屋で「高麗鍋 *」を賞味。 古代日朝交流史の一端に触れた一日でした。


*高麗鍋(こまなべ)・・・地場野菜に豚の三枚肉、豆腐、キムチの入ったピリ辛風味の寄せ鍋。 日高市の町興しの一環で開発された