共和産業㈱採用担当者の日々

共和産業㈱の採用担当者、田中が採用活動その他の日記を書いていきます。

このところ、同世代で。

2008年02月27日 08時31分06秒 | 気になるコト。

おはようございます。

雪にならず良かった、と思いながらの出勤した田中です。

今日は似合わないことはさておき少し重い話を。

田中は、採用関係の仕事をしているので時間があるときは、「採用担当者」や「就職活動」等のキーワードで検索し、その検索語句で見つかる書籍、ニュース、ブログなどを読んでみることにしています。

で、意外と出てきたのが私、田中の世代、30代前後、少し強引にくくってしまうと26から36歳くらいまでの世代を「就職氷河期世代」とする言葉。

この「就職氷河期」に豪快にあたる自分を振り返ると、確かに就職活動に非常に苦労したのを覚えていますし、非常に不愉快になったことも多かったです。

高学歴+体育会など、誰が見ても、世間的モノサシで高付加価値な人は非常に早いペースで就職活動が終了。

ただし、田中は思うのですが、世間的に高付加価値を有する人達はそこにいきつくまでに、非常に努力しておられる方の確率も非常に高いと確信しています。

それにみあって当然だ、とも考えています。

で、そうでない人は自分も含め、悪戦する羽目に陥りました。

同じゼミの女性は、もっと残酷なことになっていました。

某電鉄企業は堂々と○○大学、又は△△大学以上ぐらいでないと厳しい、とはっきり言ってました。

その企業の株は今後絶対に買わないし、その採用担当の名前も顔も覚えています。

そしてできればその企業のサービスは受けたくないと今でも思っています。

そこまで酷くないとしても、

まだ、WEB就職サイトなんてありませんでしたから、基本は会社説明会なんかでも電話または手紙での予約でした。

電話予約で某電機系企業の際、

田中:「○△大学宴会学部乱闘学科(仮)の田中と申しますが、会社説明会のご予定をお伺いしたく・・・・」

某企業受付:「現時点ではまだ、開催の予定はございません・・・」

で、我々の間では大いに噂になっていたのですが、有名国立大学名で電話すると応対が変わる、というもので、実際やってみると・・

田中:「有名国立大学経済学部経営学科のホシ、と申しますが・・以下同文・・」

某電機系企業受付:「お電話有難うございます、説明会は○月×日13:30~になっております・・・」

って、オイ!そこまでやるか!

いま、そんなことやったら、掲示板で無茶なことを書かれるでしょうけど、そんなことは現在での話。

ただ、上記みたいなことをやった企業は、

人口の多い我々の世代が何らかのどす黒いものを胸に秘めている可能性があるので、気をつけなくてはなりません。

今でもゼミの連中と再会して飲んだら、そんな話が出てきます。

そして、中途採用市場では同世代の魅力ある人間が沢山いるのも事実。

そしてその人口も多い。

その人口に対しての社会保障額が大きくなれば必然的に、どこかにしわ寄せがいくでしょう。

すこし不安になりました。

で、現在。

今は売り手市場である。

そしてWEBにいろんなことを書き込めるし、異常な残業を強要する会社もすぐに判明する世の中になっています。

でも、今の若い人はいいよねえ、なんて安易な批判は大嫌いです。

現新卒採用される方々の悩みをきいて、上司とのクッションになる層が薄いことを意味している。

世代間での溝は大きくなる可能性があります。

また、景気が良くなったねえ、で、採用人数を大幅に増やした企業もいいでしょう。

ここで、問題なのは同期が増えるのはイイコトですが、

大量採用された方にも昇給の問題、そして、最近減ってはいるものの、退職金もそこに集中することが簡単に想像できます。

新卒の人は新卒の給料のまま、ということはないでしょうから。

どこかで、たいへんな人件費の問題が出てきそうです、冷静に考えているんでしょうか。

景気採用をしている企業ほどリストラ率は高くなるような気がします。

採用数と、今後見込まれる業績とが一致しているんでしょうか?

それに、「就職氷河期」の人材が少なく、ここ数年で大量採用された結果は一体どうなるんでしょう??

わかりませんが気にはなります。

そして、そういった採用をやっている企業が「10年後のビジョンを・・・」なんて堂々と説明していたら、気をつけた方がいいかもしれません。

10年後、を見据えていたなら、氷河期世代が極端に少ないはずはないでしょう。

つまり、世代別人材ピラミッドが美しいかどうか?

これも、採用側の本音と建前を見分けるいい手段かもしれません。

え、当社ですか??

15年以上大卒・新卒採用で誰も辞めてないですから、それなりに美しい三角形が出来上がっています。

相談しやすい企業空間であることは間違いありません。

去年の2月末の記事にも、モチベーションに関するネタで結構詳しく書いてます。

詳しくは↓の文字部をクリックしてください。その記事にリンクしています。

去年の2月28日の記事。

さあ、今日も気合いれて頑張りましょう!

田中でした。

共和産業株式会社
総務部 採用担当
田中
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