資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

緩やかな死(新規参入者を撤退に追い込む)

2019-11-18 10:35:45 | 事業日記

物販をやっていると、頻繁に挑戦者が現れる。ようは似たような製品を担いで参入してくる競合さん。
価格競争やらレビュー嵩上げやら色々な方法で対抗してくる。競ってくる。

ただ価格競争だ製品競争だと言っても、粗利率で30%は取れないと普通は無理だと思う。
販管費で20%位取られるからね(特に人件費等の固定費がかかっている場合)。

なのでまず何をするべきかというと、相手が音を上げる価格はどのあたりかを探る必要がある。
まずは販売価格。そして原価。販売価格はサイト見ればわかる。原価はアリババなんかで製造元突き止めて、ロット単価を聞き出せば利益構造が見えてくる。
後は中間コストECサイトであれば中間手数料を確認する(AmazonならFBAシミュレーターでASINから手数料確認)。
輸送費はマチマチだけど、在庫数や販売数量から、大まかなロットの数を割り出して、航空便、船便なのかで算出しておく。
ついでに配送料の金額、在庫保管料の金額もチェックしておく。

これらを踏まえて、粗利率20%以下の価格でないと売れないように仕向ける。
在庫がある限り、赤字でも売り続けるけども、在庫切れが起こったらそこが撤退ライン。

赤字の価格設定にしたからと言って速やかに退場していくわけではない。
しかし在庫が切れれば話は別。そこで撤退する。なので時間差はあるけど、確実に撤退に追い込む。
追加で発注する気が失せる、そういう対抗をしていかなければならない。

勿論、価格競争で対抗する場合は自社も流血覚悟でいく。肉は切られる。しかし骨は立つ。
比較的優位なポジションを自社が取る為に日頃から努力していく。

ロットの発注量を多くして原価低減、船便で極力運ぶ、最適な在庫管理を行いデッドストックによるロスを排除する。
工場からアマゾン倉庫まで直送で送る。各種ECの販売手数料を低減する努力をする(コレは重要)。

こうすることで、純粋な価格競争になったときもりーどできる。具体的には利益率で5%-20%の差を作れる。
とかね。


これ、自分が守る側であればとてもいい。逆に攻め入る場合は本当に厄介。
競合が間抜けである事を祈りつつ、、負けを覚悟して参入しなくてはならない。
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