一概には言えないけど、商品が独占的地位を占めれば占めるほど、広告費用はかからなくなる(少ない広告費用で売上が実る)。
手持ちの商品で例を出すとこんな感じ。
商品A:ACOS4%
商品B:ACOS7%
商品C:ACOS20%
※ACOS=広告費÷売上高
ACOSが低い=効率的な広告が打てている。
商品Aはほぼ競合なし。カテゴリ内で一番売れている。なので検索をかければ上段に表示される。
アマゾンでも楽天でもヤフショでもぐーぐるでも。なのであえて広告を打つ必要もない。
売れているから検索上位になり、さらに売れるという良いスパイラルができている。
さらに駄目押しで広告も突っ込んでいる状態。そしてこの広告も効率よく売上に結びついている。
何故商品Aは競合がいないのか。もともといたけど、2年間価格構成を掛けて撤退に追い込んだ。
商品Bも同格の競合はいない。けども、下位商品とくらべられている。カテゴリ内では2-3番手。
ただ価格も違えば性能も違うので、差別化はされている。明らかな競合はいない(撤退済み)。
この商品もそれなりに売れているので検索上位に来る。駄目押しで広告売っている状態。
ただこの広告はページのかなり下の方に掲載されている。上位は競合が買い漁っているので単価が高くて載せられない。
それでも一応、広告費は低く抑えられている。
商品Cは完全競争状態。競合は複数。多分5-6社。ほぼ同一性能の商品を扱っている。
当方は-30%の値付けをして出している。言ってしまえばコレが唯一の強み。
それにも関わらず順位は4番手。よえぇ…しかもACOS20%…
で何が言いたいかというと、競争はしないに限る。商品Cなんて価格7掛けなのにACOS20%。キツすぎ。
あまり強みのない商売に広告打ちすぎるのも良くないなと思う。。
ただ、要所要所で効率的に使い分けられたらいいんだけどね。
例えばバイク王だっけ、あそこなんか費用の半分がCM費用だったよね(10年くらい前はそんな感じだった。今は知らない)。
CMがビジネスの原動力みたいなものってのも確かにある。ただ、弱者は広告費用積んでも見返りが少ないなと思う今日このごろ。
閑話休題
で、逆に言えばACOS(広告費売上比率)からその商品の競争力が履かれるのではないかと思うわけです。
まぁこれはオンライン小売業者の場合だろうけどね。