要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

業種間での分散投資

2011-02-27 00:37:57 | 投資日記
最近、分散と言うキーワードが頭をよぎる。どうも、無意識化の私が株式市場と言う中でもそうだし、他のアセットへの投資と言うのもそろそろ本気で考えなければいけないと思っているようだ。

とはいいつつも株と言うフレーズが好きな故、とりあえずは株式ポートフォリオ内で分散を掛けつつ…と思っている次第。ところで、とあるサイトから拾って来た業種別の相関データを見やすいグラフにしてみた。

残念ながら元ネタの詳細が不明なので、どの時点での数値なのかが分からないけど、他の方のブログサイトをみてみても、まぁ同じ程度なので長期的にも結構使えるのではないかと思う。



本題。分散を行うのであれば、電気ガス、そして医療以外への過度の投資は慎むべきである。って、そんな…。まぁ、これが現実なんでしょうね。とほほのほ。

後、少なくとも、私がデータを取った限りでは、同業他社間への分散はかなり意味ない。少なくとも市場変動をヘッジするという意味ではほぼ無意味。効率曲線が全然しならない。一本の棒に近い。それに、おそらく業績に関しても幅の高低はあるにせよ、同一の期間、同一の方向に動くのでこれも意味が無い。だから、市場リスクをヘッジするにはやっぱり異業種間に分散投資する他ないと思う。

相関性が低い組み合わせに準拠してポートフォリオを作っていくと言うのも良いかもしれない。そうすれば、少なくとも変動リスクは回避できる可能性がある。ただ、もちろんリターンを伴っていなければ投資の意味が無い。リターンは市場変動を介して生まれるけど、根底にあるのは価値の向上とか本質的な価値とか、そういうものだろう。そこも加味した上でリスクヘッジをしてポートフォリオを作っていく必要がある。

まぁ、長期的にはこう言うリスクと言うのはあんまり気にならないかもしれないし、業績の累積が長期の価格形成を作る事を考えると、こういう分散投資は別に大したことでは無いかもしれないけど…それでも中期で投資を行うのであればやっぱり気にした方がいいのではないかと思う。
この記事についてブログを書く
« バリュー株インデックスみた... | トップ | 業種マップ »

投資日記」カテゴリの最新記事