要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

割高銘柄も空売りと現実。

2011-10-29 23:10:23 | 投資日記
割高銘柄を空売りしてポートフォリオに入れておくと何かのお守りになるかもしれない。目的?それはヘッジ。嘘、お遊び。アルファを空売りに求めるこの矛盾。

ということで何か面白い銘柄はないかなぁと思いいろいろ探してみた。ただどうしても、眉唾にすらならない状況。確かに割高銘柄はあるんだけど、今の業績と今後の利益成長をチェックするとまぁ、妥当な水準。各銘柄ともに業績予想は課題っぽく見えるので、未達成の可能性は大いにあるが、目標超過の可能性もかなりある。その場合、株価がさらに上がり、空売り野郎は割を食う可能性が高い。空売りは退場ありの恐ろしいところ。そこに足を突っ込むのには相当の覚悟が必要で、生半可な想定では動きたくない。で、今の市場は退場リスクを取ってまでやることじゃない。ちょっと前のシナジーはなかなか空売りには適格だったけど、今ではちょっと微妙な感じ。値段も下がって、昔ほど割安ではない。

俺が空売りしたい銘柄は、たとえば、PER1000倍、PBR100倍、利益率10%、成長率予想15%、みたいな銘柄。別に業績に大きな影響を与えるサプライズがあるわけでもない。ただ投資家がなぜかその銘柄にエクスタシーを感じ、高値を付けているだけならばなお可。中身のない空虚な時価総額は大歓迎。残念ながら今はそんなのない(私の知る限り)。どこもそれなりの値段。高値だけど、まぁ、このくらいで買う人もいるよね、と理解ができるレベル。

ダイハツの軽車に2000万の値が付いているような状況で空売り投資をしたい。今は、ベンツのグレードの低い一番安い新車に600万の値段が付いている程度の割高な感じ。まぁ、度肝を抜くほどではない。

この記事についてブログを書く
« 首切られるかどうか。 | トップ | 経済はそんなに簡単に死なない。 »

投資日記」カテゴリの最新記事