資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

金利高止まり常態化⇒低PER化、株式冬の時代?

2024-10-14 13:35:33 | 投資日記
https://www.youtube.com/watch?v=4n_Inzk4_ps
市場に「潮目の変化」が起きている?これからの投資戦略は?ハワード・マークス氏単独インタビュー【モーサテプレミアム】(2023年11月21日)

1年くらい前の動画だけど、マークスが、楽して稼げる時代は終わった、といっている。

高インフレ⇒低インフレだと低PERから高PERとなる。実際に、最近は高PERが常態化している。
1980年以前はPER15倍で割高、PER10倍が普通といった具合だった。ピーターリンチの本でもそんな感じ。
まぁ当時から凡そ、2倍くらい水準が上がっているという感じかな?

仮にインフレが常態化した場合(高金利が常態化した場合)、現在の高PER水準は低PER水準に割り引かれることを意味する。
特に今はPER30倍とかいう水準。ここからPER15倍水準に落されるみたいな感じ。
1年で落とされるとかではなくて、10年単位で落とされる感じか。低速で切り下げが進行していく。
が、年率5%とか10%とかで切り下げられるのでEPS成長がまるまる食われて株価はイーブン状態。
10年前の株価が今の株価、みたいな状態になる。1970年-1990年代の米国市場みたいな感じ。

さらにWACC引上げになるのでWACC以上の収益率のプロジェクトに絞られるので企業の成長率も落ちる。という感じか?

敗者のゲームでも同じこと言ってるね。以下抜粋。

株式市場は何千という企業の動向だけでなく、経済全体を反映する、きわめて複雑なものだ。しかし、投資家にとって重要なことは次の二点である。
1. 企業収益(そして配当) 水準。
2. 株式が1株当たり利益の何倍まで買われるかという倍率、すなわちPERである。
1. PERは金利によって決まり、そして金利は主として収益予想と期待インフレ率を反映し、「株式リスク・プレミアム」と投資家心理を反映して動く。

1970年代のようなインフレにはならないとしても、インフレ3%(≒10年国債4%?)が常態となった場合、PER水準は切下げ不可避となるだろうな。具体的にはリスクプレミアム4%相当だったものに+4%で8%。即ちPER20倍からPER12倍への水準切り下げ。これだけで40%の切り下げ。さらに今の株価はPER30倍水準。30倍から12倍だと60%の下げ、逆に言えば株価維持にはEPSで2.5倍。インフレなしで15年かかる。10年間、実質リターンゼロ…ありえるなぁ。。インフレなければ7年で戻せるけどインフレ定着だと15年。闇の時代か。すぐに落ちるというか徐々に落ちるって感じかもな。もしくは10年横横状態とか

インフレかぁ。。日本でもインフレ来るんかなぁ。現金で持ち続けるの嫌だけど、まぁしょうがないか。。
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