資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

目標リターン年率10%の壁

2010-10-11 10:44:29 | 投資日記


年率10%の壁は意外ときつい。

定量的な部分でまずクリアする必要がある。それはPERとROE。混合指標は作れないが、少なくとも長期的に言えば、このどちらかが基準を満たしていない場合は目標値に到達する事は難しい。どちらの方が重要か、と言えば、それはPERであると言える。無成長化でもPERが基準値を下回っていれば、企業の還元政策によっては基準値を満たす事が可能である。ROEは基準値到達までのエンジンだと言える。

年率10%のリターンを得たいと思うのであれば、PER10倍以下、ROE10%以上(ROA5%以上)の企業に投資する事だ。これは最低条件である。まず、この基準を達成した上で、会社の安定性や資本政策、成長余地等を検討し、そのリターンが妥当かどうかを判断する必要がある。勿論、得たいと思う年率リターンが15%であればPER6倍以下、ROE15%(ROA7.5%以上)がハードルは高くなる。

いわゆるグロース株に関しては高PER、高ROEである可能性が高い。その場合、適正レベルまで企業が成長する事が重要である。またこの際、株主還元が企業成長を通して行われる為、その分を割り引いて考えなければならない。その点でも、ROEは目標リターン以上でなければならない。(さらにPERが目標水準まで低下する成長余力がある事も重要である)。

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