資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

投資で重要なのは実質利益を最大化する事。

2010-10-09 20:01:28 | 投資日記


投資で重要なのは実質利益を最大化する事。

実質利益とは投資先企業のEPSに対して購入株数を掛け合わせ、それらを合算した額の事。

仮に1000万投資して、投資先の年間収益がPER5倍であれば200万と言う事になる。この数字はマーケットから切り離された数字である為、株価の様な投機的な変動が無い。要するにこれが実質的な年間の分け前と言う事になる。

ただ、大事な事はこれらのリターンが実際にあなたの手に渡る事は無い点。直接的に得られるリターンは配当分、間接的に自社株買いの分も得られるが概してその合計率は100%に届かない。勿論、意味のあるビジネスに投資されていれば、企業価値が上がるので誠に結構なことだが、そうでないのが内部留保と借入機返済。この点に関してはまた今度お話します。

特に日本は10数年にかけて低い自己資本比率を内部留保で補ってきた経緯がある為、配当性向もそんなに高くなく、もっぱら利益は資本の一部に組み入れられる傾向にあった。それでも、次の10年もそうかと言えば、おそらく違くなってくると思う。米国に比べても日本の自己資本比率はかなり高いし、この調子で積んでいけば「デブ」だの「還元が足りない」だの、各方面から言われる可能性が高い。そう言う意味で、ポスト不況後の資本政策はより投資家へ還元されていくのではないかと思う。


まぁ、何につけても、この実質リターンが殊更大事である。この実質リターンを長期に渡り安定成長or継続させていく事がバリュー投資家として唯一にして最大の目的であると言える。
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