kyon's日誌

つれづれに・・・

「受いれる」という本に、

2013年09月18日 | 日記
先だって、時を別にして、
似たようなことを言われていた俳優さん達がいて、心に残っていた。
ドラマ「相棒」シリーズや映画「少年H」の主役のあの方と、アメリカ映画の「ウルヴァリン・・サムライ」に日本人として参加してるあの方。

お二人とも話題の映画に出ている事もあってのインタビューなんだろうが、期せずして似たような事を話してた気がしてる。いえ、私だけが勝手にそう思ったん。(^^ゞ

最近、「受いれる」(加島祥造・著)という一冊を手にして、ガっテン!
以前「タオ―老子」という本も読んでというか、眺めてた感じだけど(笑)、一冊に出遭って『ん!』と思ったけど・・・
「受いれる」は、詩のような、
短い言葉なんだけど、ジンワリと自分の気持ちにシミ入って来る感じで。

自分・・・・こんな風に生きられてるかなぁ~とか、あ、それ分かる!とか、ふ~む、まだそこまでは・・などと自分の脳ミソと照らし合わせながら読む感じで・・(^^ゞ
もう一人の自分と語りながら、目を通して喉元を過ぎてハラワタノ中にしみ込んでいく感じでさ・・(笑)
冷たい水を飲んだら、その経路が自覚出来て、あ、今喉を、あ、胃袋に着地~とか、例えたらそんな感じ~(^_^;)
もしかしたら、今の自分には必要な言葉が沢山あったという事なのかもしれないとも思う。

でも、いつでも、欲しい時に冷蔵庫に入れてある常備食のような感じで側に置いておきたい。

静かでスローな空間が自分の中に一寸出来てくれる気がする。
それは自分を少しだけ、ほんのちょびっとだけ、浄化してくれる”一寸”という時間のフィルターになる気もする。それが心地好い。
自分の探してる、欲する言葉をどのページからでもいいから探せばいい気がする。
どのページも連なっても読めるし、言葉だけ、一節だけを拾う事も出来る。
こういう・・・シーンとした時間、私は時々欲しくなる。

二人の俳優さんがこの本の中の一節のようなことを、偶然話されていたのだ。
ザックリ言えば、人生や自分の変化を楽しむ・・・という感じのこと。
で、
その偶然は、今の自分にも欲しい生き方であり、漠然とではあるが、ある意味、求めていた生き方だった気もして、マンネリ化した自分に鬱々としてのかも知れなくて、ハッとした。
その話が頭のどこかで繋がりたがっていた。
それがちゃんと繋がった一寸がこの一冊にあった・・・ってね。(笑)

体は動かせても、心が解放されないと、実は体もちゃんと緩めないし動けないのだと、ウスウス感じてはいた・・・(^^ゞ
それが、言葉としてここにあるのに感じ入る。
コメント (2)
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