
カノコソウ【鹿子草】 オミナエシ科
別名を ハルオミナエシ と言うそうです。

台上の至る所で咲き誇っています。
チョッときつい登り道でも傍でゆらゆら応援してくれてます。
とっても可愛らしい花ですよ。


タツナミソウ【立浪草】 シソ科

タツナミソウもツクシ、シソバ、アツバなど種類が多いですね。
求菩提山で見たのはシソバタツナミソウで葉に特徴がありましたが、平尾台で見るそれは葉に模様の入らないものが殆どです。
中にツクシタツナミソウもあるようなのですが、私には区別がつきません。
草丈は20センチ弱で他の草に隠れそうですが、この鮮やかな花色は目に付きますよ。

コオゾリナ【髪剃菜】 キク科


ナルコユリ【鳴子百合】 ユリ科
未だにアマドコロとの区別が付きにくく迷う所ですが、茎が丸くて角が無いようだからナルコユリとしました。


ジャケツイバラ【蛇結茨】 マメ科
別名 カワラフジ
今の時期、山でも川土手でも平尾台でも目立つ色で咲いています。
大きく鋭い棘が怖いですね。
さて、草丈の短い草原では




ハシナガヤマサギソウ【嘴長山鷺草】 ラン科
今が花の最盛期で、草原の色より一色淡いので見回せば直ぐに目に入ります。
とは言っても広い台上の何処にでもある訳ではなく、やはり住み心地の良い場所があるようで以前は目を皿のようにして探して歩いたものですが、今回は難なく出会うことが出来ました。
ラン科ではあるけれど、おとなしい謙虚な色ですね。


イワガラミ【岩絡】 ユキノシタ科
ツルアジサイと似ていますね。でも装飾花が大きくて一枚しかないので区別できます。
その名の通り大きな岩に絡み付いていました。

こちらは平尾台の名物木『根性の木』です。

そして何時見ても仲良しの『キッス岩』!!


ムラサキ【紫】 ムラサキ科
環境省絶滅危惧種に指定されています。
この花の事を知ったのは2005年でした。初めて見たのはその翌年です。
見た事の無い花を探して歩くのはとっても大変!そして楽しくワクワクしますね。勿論見つかった時の喜びは忘れられません。
以来、殆ど毎年会いに行ってます。
そして今年も咲いてくれました。嬉しい!

何故絶滅危惧なのかというと、根っこが紫色の染料になるのです。
結局は盗掘と言う事でしょうかねぇ。。



フナバラソウ【船腹草】 ガガイモ科
福岡県指定絶滅危惧種
今回はこの花を見る為にあっちこっちしました。
去年見つけた株の場所を勘違いしてしまった為です。
で、結局登ったり下りたり諦めきれずにまた登ったり・・・疲れました。
開花株には会えなかったけど、つぼみをいっぱい付けた株を2株見つけたのでこれで良し!としました。

「さぁ、そろそろ帰るかねぇ」

足元の小さい花たちに見送られながら、今回の散策は終了です。
12時から3時30分までいっぱい歩いて花と戯れた楽しい時間でした。終わり
タツナミソウ、は滅多と見かけん、風の山にはコバノタツナミしかない。
ナルコユリとアマドコロ、稜が有るかないかとで見分けると分ちょっても、どっちがどちやったろうと思う私です。角張ちょったらアマドコロながやねえ。
ムラサキ、私は見たことない。。染料に使うとは聞いたことあるけんど、堀とられても困るよね。草木染めする人にはなくては困るものやろうし、種から栽培して育てたらどうやろうねえ。
フナバラソウも珍しい花やない?私は栽培しているのを見たことはあるけんど、自生はまだ見てない。
根性の木はなんの木やろう。キッス岩や言うがもあるがやねえ。
どっさり花を見て、彦次郎さんも満足そうな足取りやねえ。
そういえばおととしの6月に大山に登った時に、あのアイスクリーム屋さんで貰ったのでした。
今年は友人に苗をもらって今植えてあります、まだ小さいです。
ほんと、風さんと一緒で平尾台、どんだけ~って思ってしまいます。
ハシナガヤマサギソウ、カノコソウ珍しい花がいっぱい!!
そういえばこの仲良し岩、前に山帽子さんのところで見ましたよ。
平尾台、毎日歩いても新しい発見がありそうな、そんな所ですよ。
メインは石灰岩と草原やけど、一歩入れば林の中の植生もあり、湿原あり、沢もあり・・
ほんまに素晴らしいところです。
ただ、標高があまり無いので高山植物は英彦山かなぁ。。
ちなみに平尾台は家から30分弱、英彦山は1時間ってところかな。。はぁ~運転が出来たらなぁ。。
まぁお顔も知らない間柄ですから、すれ違っていても分からないのかも知れませんね。(苦笑)
ムラサキは染色をされる方達は栽培もされているようですね。意外と簡単なのかな?
それでもこの時期、台上でこの白い花を見つけるととっても嬉しい気分になる私です。
豊かな植生の平尾台、その傍に住んでいる私は幸せものだと改めて自覚しないといけませんね。
しかも沢山歩かれたようで^^
どんなに疲れていても花の写真を撮っている時は忘れませんか?
そして帰宅後に見る写真を楽しみに帰りもガンバちゃうんですよね!
これ私のことですが
そして次の日もその次の日も疲れてゴロンゴロンしてますから、身体にはよくないですね。
私も毎日付き合ってくれるカレが居ればいいのにな
野山にいる時は疲れ知らず、家に帰って
これだから花散策は止められないんですよね。
山道ドライブを始めた頃に初めて見たマムシグサは只々グロテスクな植物でしかなかった。
それが風さんのブログでユキモチソウを見て、印象が変わったんですよ。
でもね、”マムシグサは可愛くはない”のが素直な気持ちですね。
ふふっ!飛び退きましたか。カタツムリやナメクジの季節になりましたね。
ハシナガとヤマサギソウは煩わしいと思っていましたがこれだけキョが長いと一目瞭然ですネ
先日例の丘でマイサギソウとフナバラソウを探しましたが見つかりませんでした
こちらはまだ早すぎたようです
紫は見たことがありません
ご覧の通り、平尾台で見るのは殆どが距の長いハシナガのようですね。
あの丘にもマイサギソウやフナバラソウが有るのですね。標高があるのでもう少し後かも知れませんね。
ムラサキは台上では毎年数株見つけます。
花自体はそう感動する姿ではないけれど、絶滅危惧種と聞けばやはり確認したいですもんね。