１１月２２日の御陵モミジ

今年も最後の月になってしまった。だれた生活からはまだ抜け出せずにいるけれど、かと言ってじっとしている訳にもいかないし、遅れ遅れに家事をこなす毎日が続いている。
身体を動かさないと、あれやこれやせないかん事（しなくてはいけない事）ばかりが目に付いて余計に焦ってしまうけど、今はじっと我慢？息を潜めて？やり過ごしてる感じだわ。
そして思う。
「あぁ、人は（私は）こうして年老いていくんだろうなぁ・・」
これ以上書くと完全に愚痴になってしまうから、そしたらまた投稿出来なくなるから、今年最後の紅葉を。

耶馬溪からダムに向かって山国川と平行に走る道すがら、農協の先に小さな標示がある。
通る度に気になり続けていた「御陵もみじ」に初めて立ち寄ってみた。


車道から入り込んだ畑の奥、あぜ道を抜けて民家の横を通らせてもらってその先に


獣除けでガッチリガードされた山裾に御陵の鳥居があった。
ワイヤーメッシュの扉には簡易の鍵が取り付けられていて
「出入りの際は必ず鍵を」と言うような注意書きがされていた。


鳥居の参道をやり過ごして先に進むと、紅葉に包まれたこの石段が現れた。

此処まで来たら

「登るしかないね・・」

何段か数えるのを忘れていたけど結構な石段で息が上がる程だったけど、何とも言えない個性的な銀杏の実の匂いに包まれて登った先には


また石段が・・

もう紅葉樹はなかったけど、確かめなくっちゃでしょ。。


古い神殿がありました。が日頃はあまりお手入れされていないのか、お世話する人が居ないのか。。
それでも昔は担いだであろう使い込まれた神輿の棒が横たわっていましたよ。



その横手に祭られていた、お顔の欠けたお地蔵様。
定番の賽銭箱も無く、やっぱりお世話する人が居ないんだなぁとまた思った。

だから手だけ合わせて退散です。


いつも先を行く相方さん


「滑るなよぉ～」
と言いつつとっとと降ります。




「はぁ～い」

返事だけしてそれでもこの色この景色


ゆっくり観賞しないと勿体無い。


だから似たような写真を何枚も



何枚も写したのでした。



私は、おっとり型。相方さんは、気忙しい！？

実はこの日は曇天で今にも空が泣き出しそうなお天気だったのです。
きっとそれを気にしていてくれていたのでしょうね。

そっか！私は後先考えない横着型なんだぁ。。