黒い雲が勢い良く近づいてきました。
今にも雨が落ちてきそうです。
急ぎ足で下ります。諦めきれず目だけはキョロキョロ。。
駐車場の手前でススキの中に踏み後が・・
前を歩いていた指導員さんが後帰ってきて
「この奥にキセワタがあるよ。踏み後が出来てるから行ってご覧」
と教えて下さいました。
キセワタ【着せ綿】 しそ科 メハジキ属
これもまた県指定の絶滅危惧種に指定されているそうです。
平尾台にはそうした貴重な山野草が今も数多く生息しています。
大群落こそ無いものの種類の多さは断突だそうです。
わざわざヤブ漕ぎしなくても道沿いで幾らでも珍しい野草に出逢えるのが
平尾台のいい所だと指導員の方は言われました。
暗に踏み荒らしをしないでと諭されているようでした。
確かに私達のような素人が花の見分けもつかずにウロウロすれば
足元の貴重な植物が踏まれてしまいますよね。
心して歩こうと改めて相方さんと話し合った次第です。
メハジキ【目弾き】 (しそ科)メハジキ属
駐車場の端っこ、多分セイタカアワダチソウの林?の中に負けじと背と伸ばしていました。
規則正しい葉と花の付き方に感激!
別名ヤクモソウ【益母草】と言います。
今の時期、花付きのまま地上部を刈り取り天日乾燥させたものを
益母草と言うそうで、産前産後の保健薬として広く活用されているとか。。
中国では昔から
『母の益になる生薬』
と言う事からこの名が付いています。
アキカラマツ【秋唐松】 きんぽうげ科カラマツソウ属
花色は黄緑色っていうのでしょうか。
実は花弁は無くて、ガク片としべで形作られています。
これまた薬草です。
苦味が強くてセンブリの代用として利用されます。
ところが毒草でもあり多量に用いると
神経麻痺や血圧降下の中毒症状が出るらしいのです。
長野県の高遠町では健胃薬として昔から愛用されていて
そこから別名の【タカトウソウ】と名付けられました。
今日は何だか漢方薬の勉強みたいになりました。
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今日は、緑が美しく
チョッと涼しくなった感じ!
それにしても、珍しい貴重な花!
見入ってしまいますね。
カメラは一眼レフ? デジカメ?
とても 綺麗です。
(ほめ過ぎ!?)イエイエ 本音!
カメラは2003年物のLumixでやたらパチパチシャッターきって回ってるだけだよ。
だから実際の花色が出ていないのも多いんだ。相方さんからもいつも注意されるんだけど、何せおおざっぱなものだから・・・
だから私のブログの写真は自己満足の世界でしかないの。ここで謝っとこう。どうもすいません(笑)