雨の中（牧ノ戸～くじゅう分かれまで）

２日は九重連山の山開きの日（６１回目）でした。
先月の連休以来久し振りに取れた予定の無い休日だったので、お天気の悪いのは分かっていたけど「まぁ行けるとこまで」と言う事で私等も歩くことにしました。

前夜祭のあった長者原から牧ノ戸登山口に６時前に移動しましたが、こんな悪天候にも関わらず駐車場は９割方埋まっていました。

大分放送のクルーも大きなカメラをビニールで保護しつつ６時過ぎに出発。

私たちも此処で簡単にエネルギー補給して７時頃に出発です。
とはいえこのお天気、何処まで行こうという目標も無く・・



第一展望所もこの通り。何にも見えません。




第２展望所手前でミヤマキリシマが目に入り出します。

ふふっ！花があると歩くのも楽しい？














無事？に沓掛山を越えました。

この先は尾根歩きです。

道脇のミヤマキリシマは満開です。



谷筋や斜面には小群落もあり

でもまだまだ蕾もいっぱいで、これからですね。


仕立てられた盆栽のような株

足元は昨日からの雨でまるで田んぼみたい・・

視界も決して良くないけど、次々と花が迎えてくれるから足が前に進みます。

快調に扇が鼻分岐の手前まで来たところで



いました！！

ミヤマキリシマの天敵、尺取虫です。
大きな木がもう食べ尽くされています。

ここでちょっと迷ったのですが、お天気も全く良くなる気配でもないしこれでは大好きな扇が鼻からの景色も望めず、雨降りの星生山は私には危険過ぎるし、まっすぐ進むしかないね。
で、とりあえずくじゅう分かれまで行くことにしたのだけど。。



星生崎直下




左の足がどうも変・・


目の前にある筈の久住山も姿を見せず。

避難小屋で出会った方から
「開山式は１０時からでここからは３０分もあれば頂上に着くが、雨風で待つ間が寒いからここで時間調整している」とお聞きした。
山開きの日に何度も九重には来ているけど、一度も開山式に参加した事の無い私。
一度くらい雰囲気味わってもいいかな。と思ってはみたけど足に不安を感じつつ登るのもなぁと、相方さんに「ここで待っとくから行って来れば？」と言ったけど「その気は無いから」の返事でしばらく休憩してまた来た道を引き返すことにした。







何時もなら足元の花の写真写したり、何処かの頂上でゆっくりするのだけど、何分の悪天候。
じっとしていたら身体が冷えるし、歩くしかなくてね。。
帰りにもう一度扇が鼻に進路を取ったけど、風の通り道なのかなぁ？ものすごい風でおまけに雨が目に入るしこれじゃぁ楽しくないね。で、もう諦めてとっとと下山しました。

それでも帰ってから見たらカメラ濡らしつつ２００枚近く写していたので、ミヤマキリシマ以外の花はまたぼちぼちアップしますね。

帰りは久し振りに涌蓋山麓の立ち寄り湯で、汗を流すと言うよりは冷えた体を暖めました。

『豊礼の湯』