
昨日は、旧暦の正月の15日にあたります。中華圏では、元宵節(yuan2 xiao1 jie2)を祝う一色です。

元宵節に必ず頂くのは、白玉団子のような湯圓(tang1 yuan2)です。写真(上)は、黒ゴマの餡。写真(下)は、豚肉の餡。他に、ピーナツのアン、こしあん、野菜アン、色々です。それを食べると、お正月がそろそろ終わり、気持ちを引き締めなくてはならないと思わせてくれます。
そして、元宵の夜に、子供達が兎子灯(tu4 zi deng1)というコロのついた提灯を引っ張り、街を「過灯(guo4 deng1)」します。

その由来を、改めて調べてみると、唐の時代に遡るそうです。当時の人々は、兎が縁起の良い動物とされています。旧暦の15日に、兎の提灯が盛んで、今の引っ張るタイプの兎子灯の始まりだそうです。
かつて、私もウキウキして、その兎子灯を家の前で引っ張る一人でした。

今の兎子灯は、プラスチックでできています。昔は、親の手作りで、紙でできていることが多かったです。真ん中に、今のように電球ではなく、一本の蝋燭でした。
巷口に出る前に、引っ張っていた兎子灯が転倒し、燃やしてしまい、大泣きしてしまう記憶もあります。
ああ、懐かしい…^ ^

お話を聞いて以来、興味津々だったので
写真が見れてとっても嬉しいです!
縁起のいい動物だから兎なんですね。
なるほど、過灯ですか。
ろうそくのタイプも残っていってほしいな。
いつか本物を見てみたいです。