春の森を歩く [森へ行く道<95>]
春の陽射しがあたたかな森の道を歩く。 蕗の薹が芽を出している。 隣家の庭に有...
穏やかな春の一日/Myコレクション展「春の森へ」始まりました。 [森へ行く道<96>]
・中畑美那「西海の教会」油彩SM 梅の花が満開となり、穏やかな春の陽射しが古い教会を改装した「友愛の森空想ギャラリー」をあたためている。 冬神楽のシ...
そしてハルオさんは「山守」になった /古層の神「山守」とは――諸塚・戸下神楽にて―― [九州脊梁山地・山人の秘儀と仮面神<4-1>]
深い山の奥から、コーン、コーンと木を伐る音がきこえてくる。 ――ああ、ハ...
森の奥から訪れる神/―椎葉・嶽之枝尾神楽の「宿借」― [九州脊梁山地・山人の秘儀と仮面神<4-2>]
九州脊梁山地の中央部に位置する椎葉村は、一村が四国の香川県とほぼ同じ面積を持つという広大な面積を有し、村の面積の95%以上が山林である。標高1000メートルから17...
古記録にみる「山人」の民俗誌[九州脊梁山地・山人の秘儀と仮面神<4-3>]
平安時代以降の記録書に現れる「神楽歌」に、「山人」「杖」「榊」などが詠み込まれた詞章がある。民間に歌われていたものが、宮中の神事儀礼として取り込まれ、そこからさらに民間...
異界から見た景色/高見剛緊急入院のドキュメント[空想の森から<132]
以下は、高見剛緊急入院のドキュメント。病名は「急性心膜炎」とのこと。 ☆ 2月11日。 由布院空想の森美術館を運営している弟・高見剛が緊急入院中の模様。連絡はと...
春の里山でヒラタケを採集し食べる [森へ行く道<97>]
日向市東郷町坪谷神社の境内で、ヒラタケをいただいた。 梅の花が満開のこの時期にヒ...
柳田國男の「山人論」を俯瞰する[九州脊梁山地・山人の秘儀と仮面神<4-3>]
日本民俗学の創始者・柳田國男は、「山人論」でも優れた論考を残している。柳...
「道化荒神」が物申す/まつろわぬ民の残像、反骨の系譜[九州脊梁山地・山人の秘儀と仮面神<4-5>]
・日之影大人神楽の「座張」 九州脊梁山地の神楽は、「荒...
雪の由布院で過ごした一日[空想の森から<133>]
一昨日(16日)、宮崎から由布院へ。大分市内で友人に会い、庄内を過ぎた辺りから、白くけ...