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森の空想ブログ

日之影・大人神楽神々の降臨/370段の石段を神楽の一行が舞い降りる[宮崎神楽紀行<2017-5>]

日之影・大人(おおひと)神楽から帰って、まだぼうっとしている。
頭の中では神楽の音楽が鳴り響いている。
大人神楽についてはこれまでにもかなりの記事を掲げているので、書き足りなかった部分を補足しておこう。




列島を襲った寒波は南国宮崎にも雪を降らせた。
神社の境内では火が焚かれている。




山上の神社で「宮神楽」五番が舞われ、神々を迎える。



白布を投げ、神を導き出す。古式の招神儀礼がここにある。



「天神様」に続いて主祭神「諸塚太子大明神」が降臨する。
「拝殿から踏み出す一歩に注目」と土地の古老がおしえてくれた。東米良「銀鏡(しろみ)神楽」では神楽前日に「星の舞」一曲だけが舞われ、その時、内神屋から外神屋へと「星宿神・宿神三宝荒神が一歩を踏み出す」といわれている。これと通じる儀礼だろう。諸塚太子大明神は高千穂・秋元神楽でも主祭神であり、かつては諸塚山系の神楽に分布していた。諸塚山は古くは「太白山」とも呼ばれ、星宿信仰の名残をとどめる遺構がある。



神楽頭取が白布を振りながら神々の行列を先導する。



370段の石段を降る神々の行列。

*続きは次回。

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