15歳のララ(ビクトール・ポルスター)の夢はバレリーナになること。
だが、それは簡単なことではなかった。彼女は男の体に生まれてきたからだ。
それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援する
父マティアス(アリエ・ワルトアルテ)に支えられ、
難関のバレエ学校への入学を認められる。
夢を実現するため、毎日厳しいレッスンを受け、
血のにじむような努力を重ねるララ。
ところが、初めての舞台公演が迫る中、
思春期の身体の変化による思い通りに動けなくなることへの焦り、
ライバルからの心ない嫉妬により、彼女の心と体は追い詰められていく……。
夢に向かって刹那的に今を生きるララと、今にも壊れてしまいそうな娘を必死に支える父。
交錯した2人の想いが辿り着く先に待つものは……?
(MovieWalkerより)
ララはトランスジェンダーとしては恵まれてる方なんでは?
お父さんも認めてるし、ちゃんと医者にかかり、
性適合手術の準備までしている。
自身は努力の甲斐あって女性としてバレエスクールにも入れた。
何をそんなに焦っているのか。
どんどん自分を追い詰め、果ては暴挙に出る。
厳しいレッスン、同級生からの嫌がらせ、
ホルモン剤を使っているのに遅々として変化しない体。
カメラは終始ララに密着。
踊ってるシーンですら引き映像は殆ど無く、
見えないはずの心の内側を映そうとしているかのように
執拗に彼女迫ってましたね~。
ストーリーの中で迎える誕生日。
"16歳おめでとう"
ああ、思春期真っただ中。
シスジェンダーの子だって悶々としちゃうお年頃。
たぶんこの厄介な年齢が自分を追い詰めてしまうのでは。
見ているこちらもどんどん苦しくなってくる。
最後の彼女をどう捉えればいいのか。
髪を切り颯爽と歩く彼女は前に進んだのだろうか。
この役をやったビクトール・ポルスターくんは
シスジェンダーというではないですか!!
映画初主演でバレエダンサーの普通の男の子。
すごく自然に見えてたので驚きです。
最新の画像[もっと見る]
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術』観てきました 5年前
- 「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」観てきました 5年前
それを演じきっているということは、演技力が高いのでしょうね(*^^*)
セリフはそんなに多くないんですよ。
でも何と言うか、若者のチリチリした焦燥感がうま~く出ていたと思います。