くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

死してなお、名を落とす

2012-12-18 22:47:29 | 政治経済のことも考えよう
民主党の大敗で、報道される落選議員の恨みつらみ。

「戦略ミスだ」「準備不足だった」「自爆テロ解散」
「首相は『近いうちに』の言葉に重きを置きすぎた」
聞こえてくるのはそんな声ばかり。

鳩山元首相から菅前首相、野田首相へと続く
三年間の失策の積み重ねを省みることなく、
解散時期や選挙対策ばかりに原因を求める不甲斐なさ。
これじゃあ恥の上塗りというものです。

三年前の政権交代の時、
民主党は大勝のあまり、「浮かれぽんち」になっていました。
いま思えば、それが「いま」を暗示していたのかもしれません。
さすがに自民党は、今回の圧勝にも厳しい表情です。

いまの民主党の体質では、
議員一人ひとりの体質が変わらなければ、
解散が予算を成立させてからであっても、
任期満了であっても、結果は大して変わらなかったでしょう。
昨日のブログに書いた、チャート・テストと同じです。

このままでは、
来夏の参議院選挙も言わずもがなです。