引退といっても、今日の選挙結果の話ではありません。
引退するのは10年間使い続けたソニーのVAIO。
購入当時、メモリは256MB、HDDは60GBで189,800円もしました。
自分でもよく使い続けたと思います。
一般的に言われるHDDの寿命をはるかに超えての引退です。
インターネットだけでなく、ビデオや写真の編集、テレビ録画など、
かなり使い倒しましたが一度も故障することはありませんでした。
さすが日本製です。
買い替えのきっかけは、「windows8」の発売です。
「windows8」がほしかったのではありません。
いらないから買い替えたのです。
「windows8」を搭載したパソコンが発売され、
パソコンの価格相場は跳ね上がりました。
スペックの向上もありますが、大きな要因のひとつは、
「windows8」の「売り」の一つであるタッチパネル式のモニター。
仕事でiPadを使っていますが、
タッチパネルは手元で使うから使いやすいのであって、
テレビも見るような大きなモニターのパソコンで使うのは返って不便です。
むしろワイヤレス式マウスのほうが使い勝手が良いものです。
もちろん「windows8」もマウスで操作すればよいのですが、
使わない機能のために割高なパソコンを購入するのはお金の無駄です。
そして週末ごとに家電量販店の売り場から消えていく「windows7」の搭載機。
このままでは、もうすぐ割高な「windows8」搭載機ばかりになり、
価格がこなれて下がってくるには、また当分かかりそうです。
そういうわけで購入したのは「windows7」搭載機。
NECのVALUESTER。
在庫限りの2012年夏モデルで型落ちとなりますが、
メモリ4GB、HD1TBを値切って72,800円でした。
パソコンも普通の家電感覚で買えるような価格になりました。
新しいパソコンだからといって、10年前と比べて、
何か特別変わったことができるわけではありませんが、
処理速度の快適さはやはり気持ちがいいものです。
そしてなにより、静音性とモニターの画質の向上はけた違いです。