くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

案外とおもしろいかも

2012-12-07 19:01:28 | 総務のお仕事(防災)
ようやく今年の震災訓練(BCP訓練)が終わりました。

「シナリオに基づく訓練も大事だが、
 最悪の被害を想定した、実践的な訓練を!」

経営層からそう指示され、
訓練実施までの一ヶ月間は、目の廻るような忙しさでした。

たしかに昨年までの訓練は、
「発震後ほどなくして、震災対策本部のメンバーが参集できる」
という前提のシナリオでしたから、想定が甘すぎでした。
プロットも登場人物もすべて作りなおしです。

そこで会社から5km圏内に居住する社員数名を拝み倒し、
「社長命令だから」と、半ば強引に特別震災対策チームを編成。
今回から、メンバーの養成を始めることになりました。

経営層の要求レベルは、
「震災時は、チームの誰が出社しても、
 また社屋が被災していても、 発電機やパソコン、
 衛星電話など残された手段を駆使し、
 社員の安否や、出先事業所の被災状況の確認など、
 事業継続のための最低限の初期対応ができる」というもの。

それはまさに、映画に出てくるような、
知力と体力に長けたスーパーヒーローのイメージです。
思わず「映画の見すぎです」とツッコミたくなりました。