ここ3週間ほど没頭していた大きな仕事に目途がつきました。
その間にたくさんの支援案件が積みあがってしまいました。ひとつひとつ丁寧に進めたいところですが、納期の忙しいものが多かったりします。
どうもkurogenkokuです。
ある製造業がAという商品がつくっていたとします。店頭で販売すれば上代が販売単価になりますが、商社を使って販売すればマージンを取られますから販売単価は当然下がります。
来期の売上高を計画するにあたっては、販売チャネルごとに販売個数を予測して、販売チャネル別に「単価×販売数」で売上を積み上げなければなりません。売上原価や販管費の算出もそう。勘定科目ひとつひとつについて考察し、積み上げで計画を立てていきます。
こうしてつくった予想損益計算書から営業キャッシュフローを算出し、その年に行う投資額を差し引いたフリーキャッシュフローで、財務キャッシュフロー(返済額)を賄えているか、賄えていないのなら資金調達をどうするか、はたまた予想損益計算書そのものを見直していくか熟考しなければなりません。
昨日はある企業(支援先)の来期計画の報告会に立ち会いました。
残念ながらそこで発表した経営計画の制度が甘く、特に返済に十分なフリーキャッシュフローも生み出せていなかったので、もう一度やり直しすることを助言。
最初は何を言われているかわからない様子でしたが、逐一開設すると参加者一同納得。
これも大事な経営支援かなと思います。
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