暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お手入

2021年02月08日 | 古民家
 手入れの行き届いた竹林は、フワリと通り過ぎる風が・・・
笹を躍らせて・・・
差し込むおひさまがサラリと・・・清々しい空間を魅せてくれます・・・。
足の裏には・・・敷き詰められた落ち葉の敷布が心地よく・・・
忌み嫌われる竹林とは違う世界を感じられます・・・。

住宅事情の変化で、広い庭が姿を消したのは致し方ないのか・・・?
広い庭があったとしても・・・そのお手入れは出来たのだろうか・・・?
年に数回・・・メキメキ育つ雑草のお手入れをする時間が持てなくて・・・
住いの廻りにコンクリートを敷き詰める姿が目立ち・・・
適度な湿気や・・・夏の日差しを受け止める、土の庭は消えてしまいました・・・。

埃舞う道に・・・少し煩わしさがあるのは否めませんが・・・
グラウンドや公園・・・猫の額ほどの庭にさえ草花が育つ余裕のない暮らしは・・・
どこまでも無機質な住空間になってしまうような気がして・・・。
人以外に生きているモノが居ない暮しは・・・
どこか寂しく・・・温かさを感じられない住まいになってしまいます・・・。
ひと手間、関りを持つ事で・・・暗い竹林もほのぼのとした心地よい空間になって・・・
季節の便りにも気付き・・・暮らしにも華やかさが生まれる・・・
そんな彩りを楽しめる・・・住まい造りが出来れば良いな、と思います。

コメント (2)
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