畳の部屋が一時・・・日本の家から無くなるような流行がありました・・・。
掃除の面・・・手入れの費用・・・お洒落じゃ無いなど・・・
合理的な考えか・・・時代の流れなのか・・・?和室を造らない住まいが増えました・・・。
土間の生活は・・・・そこにむムシロを敷いて作業をしたり・・・生活の場としていました・・・。
板の間が普段使いの部屋となって・・・・畳敷きの部屋は奥座敷・・・特別な場でもあります・・・。
生活が少しづつ変化して・・・どの部屋にも畳が入る様になって・・・・
茶室や・・・富裕層の遊び心・・・・富の象徴と言われるような、趣向を凝らしたような仕上げも多く・・・
縁の無い畳・・・・半畳の畳・・・ゴザの編みを変化させた模様の畳まであります・・・。
日本=畳(和室)のように思いますが・・・自分の田舎では・・・畳を敷いた上に絨毯を敷いて・・・
寒さ対策なのか・・・畳表が痛むのを避けたかったのか・・・?
せっかくの畳が死んでいるような気がしましたが・・・
畳は落ち着くね・・・新しい畳の香りはいやされるよね・・・なんて言うのは・・・
実生活では、そこまで関係なく・・・絨毯を敷いてしまう・・・そんなものかと思う時もあります・・・。
文化は時代とともに変化していきます・・・。
永遠に同じという事はありません・・・・。
職人さんの技術もおなじで・・・・基本を知って・・・自分なりに変化させ・・・
時代に合わせ・・・要望に合わせながら、伝統を守って行くのだと思います・・・。
聞いたお話ですが・・・昭和30年頃まで・・・電柱は杉の丸太を使っていました・・・。
それが使われなくなり・・・ある程度手入れされていたものが、放置されていたそうです・・・。
たまたま、製材してみると・・・ピンク色の赤身・・・ヒノキのようなツヤ肌・・・
節はあるものの・・・・材を選べば良質な素材として使える木材でした・・・。
使い方は1つではありません・・・良いか悪いかは別として・・・畳を廊下に敷き込んだり・・・
お風呂場に敷き込んであったり・・・(素材はイ草ではありませんが・・)使い道は様々・・・。
柔軟な考え方が・・・伝統や文化を残す鍵になると想います。