入道雲の空の下・・・チリンと静まり返る公園と・・・
派手に見上げる歪んだ空に、夏色を想い出し・・・
笛の響きや太鼓の音はひとしきり・・・
騒がした祭りを他所に・・・焼けた頬と鼻の頭が声を上げ・・・
神輿の声は遠くに運ばれ・・・フラフラ避けながら・・・
色を濃くした道路の染みを飛び越して・・・夕涼みへ抜け出す・・・。
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色を造る自然を背景に・・・生まれた伝統の様子を感じ・・・
世代を繋いだ音も香りも・・・人の顔色も・・・
そこに暮らした人の仕業と息を吐き・・・
意味を探さない意識の果てに・・・地域で生まれる文化は生きて行く・・・。
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小さな手を離さないで・・・先を示し跡を残す・・・。
コロガリ当てもない・・・不用心な心を見守りながら・・・
育つ時間を測ること無く暮らしは歩き・・・
気付けばゴールを前に、果てない夢と問いかけて・・・
たどり着けない場所に意味はあると・・・繋がりを探し繰り返して来た先人の声を・・・
聞き分け、寄り添う意味を知る。