暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お人形

2021年02月12日 | 古民家
 あれやこれやと、いろんな生き物達が力強く顔を見せ始める季節・・・
見上げる空に・・・針金のような枝を伸ばす木々も・・・
道端の雑草に埋もれながら・・・若い葉を広げる草花も・・・
思いのほか早い時も、遅い時もあるけれど・・・
毎年変わらず顔を見せてくれる・・・そんな日常がとても大切だと思う・・・。

古民家に並ぶお人形・・・お雛様がとてもお似合いで・・・
年代物のお雛様でも・・・可愛らしく吊るされたお雛様でも・・・
おめめがクリりとモダンなお雛様も、たくさん並んだ姿がとても絵になります・・・。
子供が生まれると・・・ご親戚から、もれなく日本人形が送られる地域もあるようで・・・。
歴代のお人形が勢揃いする様を見ると圧巻で・・・時代や地域、暮らしそのものを映し出しているようです・・・。

ほのかに明りが差し込む座敷に、シットリ並ぶ日本人形は少し怖くて・・・。
黒髪の丸顔は愛嬌があるようで・・・あどけない眼差しに心を見透かされているようで・・・。
欧州の立派な人形も・・・リアルな感じがとても怖いのは・・・
作者の心が映り、魂が宿っているようにも思えるから・・・。
子供の玩具と思えば楽しげでも・・・世界共通、人形に込められた想いは深いものがあるんだ思います・・・。
そんな人形達の深い心を受け止める住まいに・・・古民家やお城などの歴史ある佇まいは・・・何故かとても良く似合う。


コメント
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