どうにかこうにか歩いた道のりを・・・二つ三つに分けて進む訳にも行かなくて・・・
選んだ道の先々に・・・うらやむ神話を聞きながら・・・
途切れる隙間も無いほど・・・詰め込む無意味な意味を探して・・・
答えも・・・問いかけも、忘れるには長すぎる道のりを・・・
今も堂々と歩いている・・・。
小さな小さな手の平の・・・指を指折り数える合間に・・・
重ねる肌の温もりと・・・
口をはさむ余裕も無い・・・気ままな成長は・・・
追い付き追い越して行く幸せに・・・
ホロホロささやき・・・涙は流れてしまう・・・。
365日想う間に・・・暮らしは刻まれて・・・
小さな手も・・・大きな手も、色の違いもカタチの違いも・・・
大した意味を持たないまま、日陰は増えて・・・
おひさまの当たる居場所探しに心を病めば・・・
生まれたばかりの灯の下で・・・微笑む暮らしは幾年月の・・・
無邪気な答えに祈りを添えて・・・
今夜は取りこぼしなく・・・手を繋いで歩いて行く。
良いお年を。