暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

真面目

2023年08月31日 | 古民家
 ユレユレに倒れて・・・それでもまた働いて、遠くを望んで・・・
美しくなるより・・・綺麗でいられる方が良いのか・・・
褒められるよりも・・・感謝される場所にいたいのか・・・。
本当の事を語り始めると・・・暮らしがおぼつかないように・・・
真面目さばかりでつまづいていては・・・歩く事もままならない・・・。

暮らしの近くに無いモノに、あまり関心も無く・・・
近くに寄り添うには・・・やさしく大切にするはずがいい加減になって・・・
少しくらいの言い訳が・・・自分の足元で跳ねている・・・。
顔をそらす大人の仕業に・・・真似する子供の言い訳は聞こえて・・・
それでも変わらない暮らしの歪みは・・・いとも簡単に、繋がってしまう
・・・。

命を預かる衣食住を・・・他人まかせと自業自得が空回りしてしまい・・・
投げた石が頭を襲うとなれば・・・つじつま合わせに走ってばかりの暮らしの意味は・・・
褒められも感謝も受け取れない、飾り立てられた美しさの中で踊り続けて・・・
笑顔の見えない真面目ばかりが並んでしまうのかも。
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目立つ

2023年08月30日 | 古民家
 一生懸命は恥ずかしく・・・頑張りすぎるとみっともない・・・
平穏無事が良いのかと思えば・・・目立たな過ぎは、いじられて・・・
出る杭は打たれて行く・・・。

珍しいと特別が分けられ・・・応援の数で左右され・・・
古くからの当たり前で認められなくて・・・
時代で流行る、教えや考え方で・・・簡単に色を変える人の波は・・・
生れた時代が悲しいのか・・・時代が変わらなくて嘆いているのか・・・
一瞬で落ちてしまう場所もあれば・・・頑なに守られる風習もあって・・・
時間が長いと短いを計ってみると・・・心で変わる意味が解るのかも・・・。

平等の時間に・・・何を成すのか・・・
ただ、あっけらかんと・・・毎日を歩いて見ても・・・
雲も空も・・・川の流れも海の顔も、一度も同じでは無いと気付いてみると・・・
面白おかしく、ただつまらないと・・・島国の中で地団駄を踏んでみても・・・
ようやく重い腰を上げて首を伸ばせば・・・物珍しさもほどほど飽きて・・・
繰り返す心に嫌気が戻って来る・・・。
先人の教えも・・・先輩や後輩からも、小さな池のカエルや・・・
深い森の、押し殺した木々の音からも・・・目立たない変化は訪れて・・・
ただ、過ぎるは無い事に・・・気付くのかも知れない。

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始まりと終わり

2023年08月29日 | 古民家
 終わりを告げる寂しさに・・・涙と笑いで送り出せるのは・・・
次の始まりを告げる楽しさが・・・すぐそこから走り出しているから・・・。
続く難しさと楽しさと・・・繋ぐ意味と想いをそのままに・・・
この先も・・・終わりと始まりが・・・出会いと別れのように交差する・・・。

一生に出会う人の数が多くても少なくても・・・
変わる人もいれば・・・そのままの人もいて・・・
劇的な出来事に出会っても・・・平穏無事な出会いが意味あるものに変わるスイッチになりもして・・・
湯水のように溢れる情報に迷うよりも・・・一つ所で絡み合う一期一会に価値もある・・・。

超絶技巧の伝統技術に憧れて・・・
日本の伝統文化に心を寄せては見たものの・・・
多くは使われなくなった暮らしの中で光り輝いて・・・
一部の裕福な暮らしに残された技術なのかも知れないけれど・・・
普段使いの中で育って残された・・・素の姿が美しい文化も愛いされて・・・
ピカピカと目を引く輝きだけでは無い・・・毎日の、飽きない暮らしに光り輝く当たり前が・・・
始まりと終わりを繋ぐような気がする。
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にらめっこ

2023年08月28日 | 古民家
 てんでバラバラに分かれていても・・・どこかといつかで、また出会い・・・
会う度に・・・人の顔も変われば、見知らぬ人も懐かしく・・・
いつの日か・・・赤の他人が家族になって、またその次の次が繋がって行く・・・。
そんな自分も、雲の下の先で偶然出会い・・・知らないどこかでいつか家族を造るのだろう・・・。

和室の暗い壁の上に・・・見下ろす虚ろな白黒の眼差しが・・・
叱られているのか・・・見守られているのか・・・
子供が気軽に入ってはいけない場所だと気に留めながら・・・
しゃがれた声で、昔ばなしの丸い顔は・・・
やさしく古い言葉を饒舌に・・・何度も同じ口元で笑っている・・・。

世代を越えて家族が集まると・・・見慣れない顔も、聞けない言葉も・・・
落語のような無邪気な会話にガラガラ引かれて・・・。
親兄弟とは違う・・・似たような顔に囲まれ、カラコロはしゃいで・・・
いないはずの見た顔も・・・薄っすら見え隠れする不思議な集まりに・・・
いつもどこかで出会い・・・家族の大切さを覚えてはいるけれど・・・
静まり返る小さな暮らしに・・・たくさんの集まりに意味を求めて・・・
二の足を踏んで消えて行く・・・めでたくも悲しくも無い日々と歌いながら・・・
遠い会話と・・・小さな顔でらめっこしている。




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手前ども

2023年08月27日 | 古民家
 たまりかねて出て来る荒げた言葉も・・・
辛抱たまらなく・・・手の出る衝動も・・・
浮き沈みの暮らしの中で・・・理不尽な出来事は時折受けても・・・
嘆いてしまうほど、自然に生きる厳しさの中では・・・瞬きに変えられ・・・
永遠に続くことは無いだろうと・・・噛みしめては見るけれど・・・
悪戯ととらえるには無体な季節が廻るのは・・・
どうやら手前が原因なのかも知れない・・・。

パラパラと色を変えて・・・たわわに垂れる稲穂の波は・・・
伝統芸能や文化遺産と思えるほどに美しく・・・
地平線の稲穂や・・・海に落ちて行く棚田の稲穂に・・・
空を登る山間の稲穂のように・・・暮らしの景色に象られた絵画みたいに・・・
窓の外に流れる景色を造って行く・・・。

道化と踊った姿を見つめても・・・
悲しみにうろたえる暮らしに囲われて・・・山の先に森が広がると・・・
豊かな自然に目もくらみ・・・恵み中に恐怖を感じる・・・。
整う異次元の手当ては・・・脆さに後付けの言い訳とほころびながら・・・
止まった時間を動かすほどには理屈も付かず・・・
その場しのぎの愚かさは・・・頭で図るその先の・・・
推し量るには程遠い実りと歩く・・・永遠の厳しさが浮かんでいるのかも。


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