暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

どこが木?

2021年02月05日 | 古民家
 一から十まですべて自分で出来る暮らしは無いもので・・・
アムリッ!と大きな口を開けてほおばる、炊き立て・握りたてのおむすびがおいしく頂けるまでに・・・
どれだけの人の手が入り・・・多くの資源が使われるのだろう・・・?
魚の切り身しか見た事の無い子供に、そんな話をしても・・・目がウロウロするだけだろうけど・・・
鶏を絞めた事の無い自分が話す・・・違和感のある言葉でも・・・
食の大切さを改めて育てた方が良いと思う・・・。

テレワークに興味の無い職業が、本当は一番生活を支えているのに・・・
大きく経済を回しているのは・・・四角い画面の中のやり取りで・・・
自給自足がほとんどだった頃は生活が貧しく・・・
経済が廻るようになったら・・・気持ちが貧しくなってしまいました・・・。
偏った暮らしの中で・・・難しい情報は手に入っても、目の前の事には気にも留めない暮しになってしまったと思う・・・。
木造住宅はどこが木で出来ているの・・・?
そんな質問して・・・建売住宅の部屋の中、どこを指さすのだろうか・・・?
木目そっくりのビニールシートに・・・接着剤で木の破材を固めた床材・・・
湿気を吸わないコンクリートの土間に・・・燃えると硫化水素が発生する壁材が目に入る建物・・・。
体を育て、体を生かす食べ物を知る・・・食育を大切に思うのと同じくらい・・・
暮らしを育て、心の癒す空間を造る・・・住育も大切にしてほしいと思います。





コメント (2)
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