暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

うらやむ

2021年02月14日 | 古民家
 カメラの無い旅・・・真新しい出来事に新鮮な景色・・・
色あせない記憶として、大切に持ち続ける以外に・・・
絵に写し・・・言葉で残す・・・。
目に入るすべてを、残せることは出来ないけれど・・・
どんなに時間が過ぎても・・・目を閉じれば色鮮やかに蘇る記憶に勝るモノは無いように思う・・・。

言葉でも景色でも音でも・・・なんでもスマホに残せる時代・・・
心に残る力が衰えて・・・本当に感動する心持が育たないような気がする・・・。
暮らしの中では・・・快適に簡単に物事が通り過ぎ・・・
いろんな理由や疑問も持たないまま日々の生活が過ぎて行く・・・。
情報は光の速さで通り過ぎ・・・ポロポロと手の平からこぼれて・・・
色鮮やかな記憶には残らないけれど・・・多くの事を知っている人が作られている・・・。

体で覚える・・・経験して身に付く、スポ根のような暮らしは無くなるのか・・・?
・・・と思えば、リアルな体験はしたい・・・実際にその場所に行ってみたいと、行動する人も増えているようで・・・。
毎日リアルだった古民家の暮らしに、なんとなく目が向いて来たのも・・・
何か物足りなさを感じたからなのかも知れない・・・。
寂しく感じますが、多くの写真や映像を残すのでは無く・・・
自分の想いや暮らして来た文化を繋いで・・・次の世代に残こし、みんながうらやむくらい、充実する暮らしが出来れば良いと思う。



コメント
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