暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

出会い

2024年01月31日 | 古民家
 響かない暮らしと・・・届かない言葉と・・・
盛りだくさんの人の中で・・・和気アイアイとは行かなくて・・・
世知辛い出来事が・・・闇夜の中から手を出しても・・・
過ぎれば記憶の棚に置かれて・・・大きな怪我をするまでは・・・
ユルユル歩きに出会いながら過ぎてしまう・・・。

初めての出会いに瞼を閉じて・・・見返す肩に手を乗せれば・・・
モノ言う顔に音を拾い・・・分け隔てなく話は続き・・・
二度と会えない、出会いに笑い合えば・・・
鳴らない暮らしにカラリンと・・・幸せの音は聞こえている・・・。

町の美しさは人のやさしさに底上げされ・・・
見るもの聞く事すべての中で・・・灯りは空に上がって薄く消えて・・・
月の灯りに渡され悲しみをこらえながら・・・朝の明かりに写されると・・・
許された毎日と、両隣の暮らしは出会って行く・・・。




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まちかど

2024年01月30日 | 古民家
 聞き流す程の方言に・・・若さや老いの隙間を感じさせないくらい・・・
穏やかなやり取りに心を踊らされ・・・
意味無く繋がる文化の残り香に聞き惚れて・・・ひとりお茶をすする・・・。

頬を赤らめて・・・口を閉じてしまう人の関係が続いて・・・
慣れない若さを育てるには・・・恥も承知で誇りを育て・・・
ウソも埃を上げつつ背中で舞えば・・・誰も一緒がとてもつまらなく・・・
特別にあつらえた街の様子は・・・CGで彩られている・・・。

方言のカタコトに、個性が生まれるくらい・・・
人の歩き方さえ表現を生んで・・・
道路が造られ・・・町が塗り替えられて、人も入れ替わると・・・
そのカタコトが整い過ぎてつまらなく・・・
低くなる空の先に・・・町の未来は削られ、騒がしく聞き流すと・・・
聞き取れない冗談と・・・笑えない若さが増えるほど・・・
伝統の文字を口ずさむ・・・民謡や童謡の幼い声は、町角に当たらなくなってしまう。
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里の

2024年01月29日 | 古民家
 寝ても覚めても、刻む時間に限りはあるだろと…
時計を覗いて暮らしの糧に、腕を振るって…
天秤に載せられ、傾きに震えた足元は…
右往左往の足跡を数える…。




人多さで時間を測り…町の様子を見比べると…
一昔前の暮らしは微かに隠れて…
夕暮れのかくれんぼは、上手に別れても…
神隠しの里が生まれるように…緩やかな時間が造られる…。




朽ちて行く美しさに惚れ惚れと…
里の生まれた意味を知り…
相手に事欠かない暮らしと話し合えば…
繋がれた出会いと言い訳を小脇に抱え…
独り言に毛が生えた…里の時間が動き出す。
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必要とされる

2024年01月28日 | 古民家
 ホロリと雪が、浮くほど軽く…
静かに踊る雪景色…。
窓の前に写る顔を…おどけた目線で、追いかけて…
今日の意味を後戻り…必要とされない姿を誤魔化している…。




100年と…一口で飲み込み、驚いて…
誰も知らない経験を、語る様子は何度も見て来たけれど…
念仏ほどに…耳も目も、素直に動く訳もなく…
忘れて行く強さが安心と…全てに目を閉じている…。




悲しくなるほど、ひと時と…
思い出だらけのその奥で…
昭和遺産は記憶に残り…大正、明治は歴史に描かれて…
知らない世界の、初めに生まれ変われば…
世代を超えて愛されて…繋がる意味を持ち…
子供の頃と懐かしく…時代が動く、その度に…
壊れた暮らしがあるがままの…
必要とされながら、生まれ変わる。

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風は

2024年01月27日 | 古民家
 風の便りに・・・緩やかすぎる暮らしは風任せ・・・
向かい風にあおられ目を細めても・・・
風を扱う手元はおぼつかなくて・・・
怪しい呪文を唱えながら・・・季節の便りを受け取っても・・・
気ままな風は、どこへ行く・・・。

土と足を交互に耕し・・・雨に泣いて笑って、風を迎えて蓄えては・・・
その他大勢を幸せに・・・多勢に無勢の暮らしを迎えると・・・
僅かな蓄えも贅沢に・・・手元に残るものは無し・・・。

目に余る偶然に追い打ちをかけるほど・・・
ワガママを相手に、騙し合いを重ねると・・・
おひさまの育てる暮らしに嘘は広がり・・・
体にやさしい風は手に入らなくなるのかも。


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