暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

眼差し

2021年02月23日 | 古民家
 子供を一丁前に扱ってくれた、駄菓子屋のおばちゃん・・・。
大人の厳しさを・・・?教えてくれた、テキヤのおじちゃん・・・。
歳は関係なく・・・良い事も悪い事も教わる、近所のお兄ちゃんやお姉ちゃん・・・。
知らない誰かに・・・身近な誰か、いろんな関り合いから学びがある暮らし・・・。
大人がお手本にならない話題の多いこの頃・・・
風変わりでも、近所に住んでいた得体の知れないおじさんから教えてもらう言葉が・・・
本当の学びだったように思う・・・。

雑多な暮らしが古民家のようで・・・
厳しく・・・貧しく・・・つつましい暮らしが古民家の住まい方で・・・。
あっけらかんと、思わなければやりきれない暮らしでもあったと思う・・・。
決して豊かでは無くても・・・人生の教えが自然と廻りにころがっていて・・・
今思えば・・・ずいぶん恐ろしい環境だった気もしますが・・・
大人の目や・・・近所の目・・・いろんな眼差しが、子供を守り・・・
暮らしに豊かさを与えてくれていました・・・。

地域のみんなで守る・・・それは住まいでも、子供でも・・・行事でもみんな同じで・・・
寂しく建ち並ぶ小さな箱の生活は・・・
子供の大きな学びの場を失い・・・見守る大人の心を無くしてし待ったような気がします。


コメント
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