暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

いびつな

2024年06月21日 | 古民家
 人の影を踏みながら・・・明日の入り口に向かい・・・
助けを借りた幼い頃と同じように・・・
変わらず泣いている自分を、上から眺めて見ては・・・
扉や蓋を、開けては閉め・・・
いびつな形の道のりを・・・探し回る明け方に・・・
救いの手は空しく・・・影は薄い・・・。

好奇心が恐怖を打ちのめし・・・手に入れた新しい入り口で・・・
見知らぬ未来を手にしたけれど・・・
すれ違いの涙を造り・・・恐怖を置き去りに・・・
豊かな暮らしを手に入れて・・・
踊り続けるには年老いた・・・恐れる未来に立ち止まると・・・
夢や興味だけでは届かない・・・隠した裏道は続く・・・。

空から降りた・・・恐怖の大魔王は小さく別れ・・・
ブクブク伝わる想いを揺さぶり続け・・・
花咲く先に落としたモノは、奇跡の未来でも・・・
報われる命は小さな扉の華やかさで選ばれて・・・
雨に流れてくるまれ・・・小さな命の川の中に・・・
救いを探して流れて行く。
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淡く濃く

2024年06月20日 | 古民家
 なだめた想い出を背負い・・・
誰でも良いと・・・叶うはずもない隙間に巻き込まれては・・・
弱い心も、優しい心持ちも全部がホントで・・・
転がる時間を駆け足で歩けば・・・
陽炎の姿も・・・おひさまの明るさも・・・
迎える変わり身の時は・・・何度も訪れて・・・
シンプルな物語は続いている・・・。

初めての場所からどこまで歩こうかと・・・
引っ越しの切なさや・・・転校の酸っぱさは・・・
初恋の忙しさに変わるはずもなく・・・勝手に過ぎる毎日に・・・
どこまでも変わらないと思う体のアチコチは・・・
どこまでも同じ場所から眺めているのかも・・・。

大好きだったあの場所は・・・誰かのあの人に似ているようで・・・
心地よく過ごせる言い訳を・・・
すごすご足を向ける通り道が・・・細く短くなるほどに・・・
涼しい記憶は小さく薄く・・・子供にあわせ、戻り始め・・・
大人は居心地悪く吐き出され・・・淡い記憶は守られて・・・
記憶が守る物語りは・・・世代を造り、綴られる。




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爪の先

2024年06月19日 | 古民家
 音を立てて悔しがり・・・静かな調子で笑い合う・・・
実りの顔を・・・集めて拾う切なさを知り・・・
大上段で手を振る言葉は北を向き・・・
季節が来れば想い出す・・・人の幅の小ささに・・・
四季が撒いた種の行方は・・・気の向くままに・・・。

ヒリヒリと木々が鳴り・・・ドウドウと葉音が揺れ・・・
斜めに身体をヒネリながら・・・遠くの景色がザワついて・・・
鳴らした夢の続きは明日とも知れず・・・
おテントウさまの行方と・・・風と雲の機嫌を取りそこなえば・・・
今年の暮らしは爪の先も・・・豊かな実りと笑われないかと・・・
育てる工夫はいかほどにも・・・自然が頼りの音を聞く・・・。

お米が暮らしを支えていても・・・
造り手が声を出して笑うには・・・長い時間が過ぎようとして・・・
住まい造りが暮らしを支えても・・・
住み継がれる家族が笑うには・・・遡る時間が必要で・・・
必要とされる人に向ける、言葉の怖さに振り向けないのかも。


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守る

2024年06月18日 | 古民家
 出会いを忘れ、足を向ける先に何が待つのか・・・
技術を求めて移り住んだ末裔は・・・地に足跡を残し・・・
住み慣れた文化を伝え・・・色を混ぜながら、伝統を造り・・・
伝説にもなれば・・・英雄も生まれ・・・
妄想する歴史はいつの時代も・・・新しい出会いを求めて探し続けている・・・。

落書きがアートになり・・・遊びが文化になって・・・
当ての無い暮らしは・・・当時の生活の跡が映し出され・・・
見えて来なかった・・・普通の暮らしを知る事が・・・
語り継がれた、カタチの見えない文化の姿を教えてくれる・・・。

守られて来た古民家の佇まいは・・・
贅沢な造りに囲まれて・・・
土蔵や石蔵にも・・・機能美だけでは無い、造りとこだわりは残り・・・
遊び心も・・・腕試しと・・・
地域で流行りの仕上げなど・・・勝手気ままもあれば・・・
自然を相手に、継がれた技もあるけれど・・・
人の妄想も・・・想像も、決められた規則でも無い・・・
たかがその場の気分と言いたげに・・・造られた技もあれば・・・
偏屈に・・・腕試しの挑戦状と・・・
変わり者の残した言葉であるにしても・・・
知らない出会いを求める先に・・・普通の未来はあるのかも。

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呼吸

2024年06月17日 | 古民家
 息を素直に吸い込んで・・・無理なく吐き出し広がり・・
見渡す限り繋がれた・・・暮らしの後が残されて・・・
何も変わらない退屈に、見違える刺激で生かされて・・・
受け入れた後に渡された・・・息苦しさにどこかで迷う・・・。




見えないバランスの中で、大きく深呼吸が繰り返され・・・
同じ場所を歩き廻り・・・始まる朝の訪れは奇跡と・・・
息を止める明日はまだ来ない・・・。




二酸化炭素を吸い込んで、グルグル呼吸をしている森と・・・
何度も向き合い無理をしても・・・
話も出来ない町の中に・・・
毎日生まれる出来損ないと向き合って・・・
大きな呼吸を何度も吐き出せば・・・
見えてくる、息苦しさに気付くのかも。

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