【公民館図書室のつどい】
新採教師はなぜ追いつめられたのか
日 時 2010年9月16日(木)19:00~21:00
場 所 国立市公民館3階講座室
お 話 久冨 義之さん(一橋大学名誉教授/教育社会学)
申込み 不要
教師に採用されたことをとても喜んでいた若者が、わずか2か月や半年で自殺してしまう事件が起きています。また自殺には至らなくても、子どもとの関係づくりや父母との関係の難しさ、過労などによる精神的・肉体的な苦しみにより、休職・退職する新採教師が年々増えています。
これらの問題について、久冨さんは「すべての日本の教師たちの置かれた状況に地続きの問題」だとし、実態も把握されないまま、追いつめられて苦しんだ/苦しんでいる新人教師がたくさんいるであろうと述べています。
今回は教師たちが自殺するまでに「追い込まれる」メカニズムや新採教師たちの抱える困難・悩みについてお話しを聞き、問題についてご一緒に考えてみたいと思います。