クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

恋は遠い日の花火ではない ―恋うた(59)―

2008年01月18日 | 恋部屋
――夜が来る
サントリーオールドのCMで使用された曲。
作曲者は小林亜星である。

1967年に放送され、
1990年代にリメイク版が作られた。
そのときのキャッチフレーズが
「恋は遠い日の花火ではない」。
長塚京三、田中裕子らが出演し、
仄かに香るような恋模様を描いていた。
例えば「弁当屋編」

 弁当屋で働く女性(田中裕子)
 路面電車沿いの道を歩いて青年がやってくる。
 「毎日うちのお昼じゃ飽きちゃうでしょう?」
 青年は見つめて言う。
 「弁当だけじゃないから……」

演出は市川準。
短い言葉に込められた想いが伝わってくる。
ストレートではないが、
恋と読みとれる言葉。
はっきりしないところが観る者を引きつける。
それを中途半端と思うか、
大人の恋と捉えるかは自由である。

年を重ねるほど、
恋は遠い日の花火になるのかもしれない。
しかし恋に年齢は関係ない。
いくつになっても心はときめく。
自分の気持ちに素直になったとき、
幸せは感覚で訪れる。
辛さを含めて。

いつもの場所、
気になるあの人、
ふと合う視線。
何気ない日常にパッと花開く。
花火のように……

(参照URL)
ユーチューブで観るサントリーオールドのCM
http://www.youtube.com/watch?v=U4QGTpHuw_E&feature=related

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