クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

幼な子を“埼玉県立自然の博物館”に連れていくと……

2017年08月07日 | 子どもの部屋
埼玉県立自然の博物館(埼玉県秩父郡長瀞町)で、
企画展「埼玉生きもの情報―最新レッドデータブックの世界―」が開催されている。
“ムジナモ”も展示されているというから足を運んでみた。

夏と自然系博物館はよく似合う。
夏休み中ということもあって、
博物館内は来館者で賑わっていた。
僕は門外漢なのだが、この世界に触れるのは好きだ。

企画展は2階で開催されている。
「埼玉県内から絶滅した昆虫」「限られた環境にくらす生きもの」「生きものをおびやかすいきもの」といった観点から、
それぞれ資料が展示されている。

ムジナモ(標本)が展示されていたのは「レッドデータは生きている」のコーナー。
解説の中に「調査が進むとランクが変わる!?」や
「いつかランクが変わるかも!」が目に留まった。
人文系と同じで、調査や研究が進むことで変わるものもあるということだろう。

どの分野にも「絶対」はない。
いまは当たり前のことと認識されているものでも、
いつかはそれが非常識に変わることがあるのかもしれない。

一緒に連れてきた幼い息子も、
自然の博物館なら心の琴線に触れるものがあったらしい。
触れるはく製や、生物展示ホールで立ち止まる。
ご執心だったのは、押すとはく製にライトアップするボタンだったのだが……
ちなみに、ムジナモは生物展示ホールに複製として展示されている。

企画展「埼玉生きもの情報―最新レッドデータブックの世界―」は
8月31日(木)までの開催。
7月、8月は無休で開館している。
ムジナモも無休で展示されている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一篇の詩のような…… | トップ | 京極夏彦氏の「本の読み方」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

子どもの部屋」カテゴリの最新記事