館林市立資料館は図書館と併設されている。
図書館へ行ったついでに資料館、
あるいは資料館へ行ったついでに図書館というコースが可能だ。
同館では、9月2日まで収蔵資料展「水辺の風景」を開催している。
低地に暮らす身としては心くすぐられるテーマだ。
以下の切り口で展示構成されていた。
・水辺の環境
・歴史に見られる水との関わり
・水辺の環境を描いた芸術家
・生業と道具に見られる水との関わり
僕が目当てとしたのは「上毛館林城所産水草図」(8月26日までの実物展示)。
弘化2年(1845)に作成されたもので、
その名のとおり、城沼に生息する水草が描かれている。
描かれた水生植物は12種類に及ぶという。
よく見ると、タヌキモとその黄色い花も見ることができる。
ここには描かれていないが、食虫植物ムジナモもいたのだろう。
館林最古の野生植物の記録であり、
オモダカ、ハス、ヒシなどと一緒に、水中に遊ぶ魚も描かれている。
もうすぐ2歳になる娘を連れて館林市立資料館を訪れた。
まだ展示の内容はわからないし、
そこがどんな場所なのかも把握していない。
展示資料も目にしているようで見ていないのだろう。
何かと走り回ろうとする息子に比べて、娘は大人しい。
男の子と女の子の違いだろうか。
展示室には僕たち親子以外に誰もいない。
展示室に設けられたイスの上で、
娘は泣きもせず、騒ぎもせず、チョコンと座っていた。
もの言わない水生植物の花のように。
図書館へ行ったついでに資料館、
あるいは資料館へ行ったついでに図書館というコースが可能だ。
同館では、9月2日まで収蔵資料展「水辺の風景」を開催している。
低地に暮らす身としては心くすぐられるテーマだ。
以下の切り口で展示構成されていた。
・水辺の環境
・歴史に見られる水との関わり
・水辺の環境を描いた芸術家
・生業と道具に見られる水との関わり
僕が目当てとしたのは「上毛館林城所産水草図」(8月26日までの実物展示)。
弘化2年(1845)に作成されたもので、
その名のとおり、城沼に生息する水草が描かれている。
描かれた水生植物は12種類に及ぶという。
よく見ると、タヌキモとその黄色い花も見ることができる。
ここには描かれていないが、食虫植物ムジナモもいたのだろう。
館林最古の野生植物の記録であり、
オモダカ、ハス、ヒシなどと一緒に、水中に遊ぶ魚も描かれている。
もうすぐ2歳になる娘を連れて館林市立資料館を訪れた。
まだ展示の内容はわからないし、
そこがどんな場所なのかも把握していない。
展示資料も目にしているようで見ていないのだろう。
何かと走り回ろうとする息子に比べて、娘は大人しい。
男の子と女の子の違いだろうか。
展示室には僕たち親子以外に誰もいない。
展示室に設けられたイスの上で、
娘は泣きもせず、騒ぎもせず、チョコンと座っていた。
もの言わない水生植物の花のように。
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